カテゴリ:川や海
多摩川の河口へ行くと、低空で飛び交う飛行機を見ることができる。そのスポットのひとつに浮島町公園がある。東京アクアラインと首都高速湾岸線とが交わる川崎浮島JCTのすぐ傍。3基の小型発電風車と200mの釣り場が整備されている。魚の食い付きが悪ければ、飛行機を眺めて過ごせる。
浮島公園から羽田空港のA滑走路とD滑走路が近い。A滑走路は、多摩川と並行に伸びる南北3000mの滑走路。正確には南北方向から20度傾いている。A滑走路の離着方向は、16R/34Lの記号に従い、160度と340度方向を風向きで使い分けている。訪れた日は。南風なので34Lから離陸。 A滑走路に直交する方向で、D滑走路(05/23)がある。50度、230度なので、東西方向に2500mの滑走路。その1/3が鋼製桟橋形式で造られたハイブリッド滑走路。耐久年数100年と工事期間45ケ月の急速施工を課題に取り組み、2010年10月に供用開始した。 D滑走路は、上空から見ると多摩川を塞ぐようにセリ出している。そのため、多摩川の流れを阻害しないようにと桟橋方式が採用されたと言う。数多くの鋼管杭(直径2.0m)とレグ(脚)とが海中・海上に建て込まれている。耐海水性ステンレスライニングが施されている。100年耐得るか見守ろう・・。 写真-1 浮島町公園から羽田D滑走路を望む。南風が強く発電風車が良く回る日。 写真-2 A滑走路から南に向けて飛び立つジェット機。浮島通過時にはかなり上空を飛ぶ。 写真-3 数多くの鋼管が支える床版・D滑走路。飛行機が東方向(50度方向)から飛来。 写真-4 連絡誘導路を進むポケモンジャンボ機。風車が回る浮島公園が見えるだろうか・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012年08月20日 19時12分00秒
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