カテゴリ:川や海
奥行き約60kmの駿河湾。その湾内の東端、狩野河口と大崎岬を結んだ東を奥駿河湾と呼ぶ。奥駿河湾は波穏やかなリアス式海岸で、栽培魚業が盛んである。特に、内浦・静浦は深い入り江だ。そこはサカナが多く集まり、居着き易い。むろん釣り人も多く集まる。
内浦三津港から奥駿河湾・クルージングを楽しんだ。観光船「ちどり」に乗船して淡島(あわしま)を見て、富士山や遠景の中央アルプスを望めるひと時。周囲2.2kmの淡島は、かつて対岸から海上ロープウェイが設置されていた。戦時中、海軍施設(音響兵器の実験場)があったという。 駿河湾は、日本で最も深い湾で、最深部の水深が2500mに達する。地震の際よく聞く、駿河トラフが横たわっている場所でもある。このトラフは駿河湾を南北に通る溝。伊豆半島が日本列島に沈み込んでゆく南海トラフの北端と云われている。 クルージングした後は、定番の海鮮浜焼きランチ。海景色がご馳走になる展望レストランでくつろぎ、ジョッキビールを傾けた。駿河湾のみで漁獲されるという桜エビ(干物)をお土産にする。後日お好み焼きやかき揚げにした時に、旅風景を思い出すだろう・・。 写真-1 奥駿河湾の内浦三津港。遠くに中央アルプスの山並みが見える。 写真-2 三津港から淡島(あわしま)と富士山を望む。 写真-3 標高137mの淡島の中腹に海上ロープウェイ駅の跡があった。
写真-4 三津港の海鮮浜焼きランチ。 写真-4 広重・東海道五十三次「沼津」。満月が昇った夕方の狩野川沿いを描く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013年03月14日 10時22分49秒
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