カテゴリ:利根川水系
鬼怒川公園駅近くを流れる鬼怒川。その川中に大きな岩が立ちはだかる場所がある。大岩が急流に身を削られている様を見ることができる。江戸時代に温泉が発見され、滝温泉と呼ばれていた。当時の岩場はまだ浸食が進んでおらず、今よりは滝らしかったのだろ。 この大岩の頭上には国道121号線を通す鬼怒岩橋が架かっている。温泉街の最北部に昭和38年に完成した橋である。橋を境に、上流地区を滝上そして下流地区を滝下と呼んでいた。昔、滝下には温泉奉行所が置かれ、幕府の要人や日光山の僧侶が湯治したと言われている。 橋の右岸ポケットパークから河床沿いに約1kmの遊歩道が整備されている。鬼怒岩橋下の岩場には大滝公園展望台が設置されている。ここから鶏頂山や西平山を望むことができる。鬼怒川温泉峡における本川の滝としては唯一の場所。支川から落ちる滝と区別して大滝と名付けたのだろう。 宿泊したホテルは大滝公園の近く。朝飯前に遊歩道の終点にある滝上河川公園まで散歩した。ホテルの館内ギャラリーには、竹久夢二の絵画や人形が飾られている。人形は市松人形、日本人形、西洋人形と幅広く展示している。風呂上りにノンビリ眺めたが、実に精巧に出来ており感服した。 写真-1 鬼怒岩橋下の岩場をうねりながら下る鬼怒川。 写真-2 大滝公園の展望台。正面に鶏頂山や西平山が見える景勝地 写真-3 遊歩道から鬼怒岩橋を見る。 写真-4 鬼怒岩橋から大岩と滝を覗く。 写真-5 ホテルの館内ギャラリー。精巧な作りの和風人形(大きさ約30cm)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013年11月09日 10時18分03秒
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