カテゴリ:川や海
横須賀は、横文字が多くて、良く似合う港街。東京湾の南西側に位置し、多数の入江を持つ天然の良港である。大楠山(標高241m)を中心とした三浦丘陵を南に背にした港で、台風の南風と時化から船舶を守るのに適している。ペリーが浦賀沖に現れて以来、軍港として発展してきた。 「YOKOSUKA軍港めぐり」に参加した。ヴェルニー公園近くの汐入ターミナルを出航する45分間のクルージング。遊覧船の定員は130名。米国海軍の軍艦、および自衛隊の護衛艦など海上近くから観ることができる。多少風が強くても、港内では大揺れはない。 西側の船越地区には海上自衛隊司令部があり、東京湾に向って施設が建っている。その北側に場違いに、お城のような建造物が海に面して建っている。横須賀市のリサイクルプラザ・アイクルである。環境『愛』とリサイクルとの造語。缶・ブラ等の選別・減容化の工程を見学できる施設だという。 この天然の良港半分を米国海軍が専用して、0.7世紀が経つ。楠ケ浦町の岸壁は、水深が深いので原子力空母が母港化。米軍基地の面積は東京ドーム50個分に相当すると云う。ふと沖縄の普天間基地問題が頭に浮かぶ。東京ドーム103個分にもなる普天間。解決の道筋が見えず、今年も暮れる。 写真-1 吉倉桟橋の「ひゅうが」。最大13機のヘリコプターを搭載する最新鋭護衛艦。 写真-2 排水量10万トンを誇る米海軍原子力空母「ジョージワシントン」を正面から見る。 写真-3 横須賀本港と長浦港を結ぶ長800mの開削水路。右手の島は米国も使用する「特定秘密」の吾妻島。 写真-4 ヴェルニー公園入口に立つ旧逸見門の衛兵詰所跡。野球帽姿が特徴的だ。 写真-5 横須賀市のリサイクルプラザ・アイクル。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013年12月17日 09時59分41秒
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