カテゴリ:利根川水系
秋雨前線、台風などで、日照不足と黴が生えそうな関東地方。野菜の価格が高騰して、ベジタブル栄養素が枯渇気味だ。杉並木街道を散策した後、日光・大谷川(だいやがわ)の様子を見に行く。川の流れは、山の雨を集めて速い。 中禅寺湖を源とし、東流する大谷川。利根川水系鬼怒川の支流。約30km流下して日光市町谷で鬼怒川に合流する。その豊富な水は、古くから水力発電に使用されてきた。従って、場所によっては、水量が小さく、枯れ川同然の時もある。だがひと度大雨になれば、暴れ川に豹変する川だ・・。 下今市駅にて東武線は、日光線と鬼怒川線にブランチする。駅を出るとすぐに大きくスライスカーブして、大谷川を横断する。その箇所に長さ323mの大谷川橋梁が架かる。大正8年に築造された切石積の橋脚の上に重そうなプレートガーター桁が載っている。3代目の10連ガーター橋である。 東武線大谷川橋梁から約1.5km上流に水郷橋が架かる。昭和53年に架けられた比較的新しい人道橋で、桁下流に水管橋を抱えている。この橋からは日光連山が良く見えるはずだったが生憎の曇天日・・。階段式の魚道を近くで眺めて、良しとして引き返す・・。 写真-1 東武鬼怒川線-大谷川橋梁付近の流れ。 写真-2 古い切石積の橋脚とプレートガーター桁。特急スペーシアは、なかなか通過せず・・。 写真-3 大谷川・瀬川地区に架かる水郷橋と日光連山の方向。 写真-4 階段式魚道を真横から見る。 写真-5 水郷橋から上流を望む。床固工と魚道がセットの川景色。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015年09月16日 16時12分20秒
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