カテゴリ:アドリア海他クルーズ
アルベロベッロ西の丘は、モンティ地区と呼ばれる。約1000ものトゥルッリが残る密集エリア。アルベロベッロの一番の見所だ。おとぎ話の中に迷い込んだような気分になる この地方は石灰岩が多く産出する。それを切石にして積み上げ、簡易的な屋根でしっかりした屋根に仕上げている。結合剤が使われていないが、強風で飛ばされることはないという。切石がかみ合っているのだ。中に入ると、ひんやりする。暑くて乾燥した土地に、適合した家屋だ。 尖がり屋根の石組みに、モルタルや漆喰が使われないのは、節税対策だとも言われている。税を取りたてる役人が査定に来る際、屋根を取り壊してしまう。人が住んでいないことをアピールしたとか・・。屋根のない建物にして、課税を免れたという説がある。 青い空に、灰色の尖がり屋根と真っ白な漆喰壁が映える町並みを散策した。17時にはクルーズ船が出港するので、その1時間前にバーリに戻る。次の目的地へは、眠っている間にポエジア号が運んでくれる。
写真-1 アルベロベッロ・モンティ地区の町並み。 写真-2 西の丘に密集するトゥルッリ群。 写真-3 モンティ地区の坂道。 写真-4 尖がり屋根のトゥルッリの佇まい。 写真-5 公開されていたトゥルッリの部屋。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019年01月12日 11時02分09秒
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