カテゴリ:土木遺産、歴史遺構
銀色に輝くトラス橋・渡良瀬橋は、渡良瀬川に架かる橋のなかでは最古とされる。渡良瀬川によって南北に分断されている足利市。足利市内流れる17km区間に12箇所橋が架けられている。隅田川に架かる橋群のようだ。東武足利市駅で下車して河川敷を歩き、南から北へ渡良瀬橋を渡る。
渡良瀬橋は、下路平行6連ワーレンストラス橋。橋長243.3m×幅員5.5m。1902年頃に木橋があったが、1934年(昭和9年)現在の鋼製トラス橋に架け替えられた。遠くから眺めると、鉄道の橋梁のように見える。橋の上流側に側道(歩行者・自転車)が設置されている。側道から夕陽などを安全に見ることができる。 橋の北詰・下流に「渡瀬橋の歌碑」がある。1993年、森高千里氏がこの橋をモデルにした楽曲を発表して、全国的に名が知られた橋。夕日の名所なったのは、歌詞の内容による。「・・夕日がきれいな街」との言葉で歌詞が終わっている。
写真-1 渡良瀬川と渡良瀬橋を下流から望む。 写真-2 銀色トラス橋とその側道(歩行者・自転車専用レーン)。 写真-3 渡良瀬橋を上流と下流から観る。 写真-4 森高千里の「渡良瀬橋の歌碑(2007年に設置)」。 写真-5 橋の南詰近くの足利浅間神社。 写真-6 織姫神社から渡良瀬橋を望む。麓の八雲神社。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021年05月22日 06時00分06秒
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