カテゴリ:RCクルーザ旅景色
遠州地方の森町一宮に小國神社がある。幕末の侠客で、映画・浪曲でおなじみの「森の石松」の故郷、遠州森町。宮川を右岸に、奥深い森をバックに神社が鎮座している。創建から1400年を経るなか、徳川家康をはじめ数々の武将が信仰した神社だ。「遠江国の守護神」と称された。 小國神社は近年、「願い事が意のままに叶う神社」、事任神社(ことのままのかみやしろ)として知られる。境内に立つ、縁結びの御神木「ひょうの木」や願い待ち池「事待池」があり、カップルが多い。ひょうの木は、イスノキとも呼ばれ、和名を柞の木。木質化した葉に穴ができ、笛のように吹くと「ひょう」という音が出るという。 7社殿の屋根が檜皮葺(ひわだぶき)の小國神社。樹齢100年以上のヒノキの樹皮を採取し、職人の手によって仕上げる伝統技法。令和3年10月に、本殿のお屋根替えが終わった。残る社殿は、令和5年完成予定。「檜皮採取・檜皮葺」は、ユネスコの無形文化遺産に登録された。[RC海号による旅行記-02]
写真-1 檜皮葺き屋根の拝殿。 写真-2 遠江・小國神社の参道口と鳥居。 写真-3 杉並木の参道と事待池と八王子社。 写真-4 ユネスコ無形文化遺産の「檜皮採取・檜皮葺」。 写真-5 杉の御神木と徳川家康公立あがりの石。 写真-6 縁結びの御神木「ひょうの木」。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021年12月14日 11時10分20秒
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