カテゴリ:ふるさと樽景色
年忌法要のために小樽市真栄の龍徳寺に上がる。1年が過ぎるのは早いものだ。肉親の一周忌の法要を龍徳寺で行う。故人の冥福を祈り、共に過ごした日々を偲んだ。更に、兄弟の眠る祝津へ移動して、墓参りを済ませた。天気に恵まれ、遠くの手稲山が見えた。
海雲山龍徳寺には、小樽市内最古(明治6年)の寺院本堂がある。美しい入母屋造りで、「市の歴史的建造部」に指定されている。創建は安政4年とされる。本堂の内陣は、煌びやかに飾られている。日本一大きい木魚があるお寺。また、撫でるとその部位の病気が治るという仏像「びんずる様」が座っていた。頭をナデナデする。 お寺の裏手に墓地があり、桜が咲き始めていた。墓地の空き地に、水色の小さな花「エゾエンゴサク」が咲いていた。北海道では、桜の頃あちこちで見られる草花。「スプリング・エフェメラル(春の妖精)」の仲間だという。漢方薬「延胡索(えんごさく)」に似ている。菊の花のように、お浸しで食べられるというが、これまで味見したことはない。
写真1 海雲山龍徳寺は、小樽市内最古の寺院本堂。 写真2 本堂内部の内陣と日本一大きい木魚。 真3 龍徳寺の桜。 写真4 赤い頭巾と前掛けした撫仏「びんずる様」。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023年05月18日 06時00分08秒
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