『ワンホール』で2個追加!?
なんともない話だが、ちょっとしたネタと思い書いて見る。私の姉が2歳の子供を連れてアンパンマンショーに行った帰り、あるケーキ屋さんによったらしい。そこはある服飾メーカーが運営するお洒落なオープンキッチンのカフェで、いつもお客さんでいっぱいだ。大きなショウケースにワンホールのケーキが十数種類並んでて、奥ではパティシエと言うのだろうか、女の方がせっせとケーキを作っている作業が見える。道行く人はケーキを買わずとも一度は足を止めて、ショウケースを眺める。そのケーキといったら一個500円以上はザラで、ワンホールを買うと6,7千円はゆうに超える代物である。(ケーキってそんなに高かったかな?)姉に言わせるとフルーツにお金をかけてるから、高いんだそうだ。姉が実家に帰省したついでに、ここのケーキを買ってきてくれたのだ。実家が3人、私若旦那夫婦が2人、姉親子が3人で計8人である。買ってきたケーキは10個である。私はこんなところは妙に神経質である。残りの2個は誰の為に買ってきたのだろうか。姉の子供は2歳になったばかりである。結構食欲は旺盛だが2個食べる程大人ではない。私はといえば最近体重が増えてきて、食べ物にはかなり気を使っている。もちろん姉も知らないはずはない。まさか私に2個食べろ、と優しい声をかけてくれるはずもない。私はおそるおそる聞いて見た。(若旦那)『残った2個は誰が食べるん?』、(姉)『誰かが食べればいいやん!』 特別誰かの為に買ってきてくれたのでは無かったみたいだ。(姉)『あと二つ買えばちょうどワンホールの大きさになります、って言われたからついでに二つ買ってきたんよ。』ついでに二つ買うとなると単価500円以上だから、1000円位余計に買ってきたのだ。『あと二つでワンホールになります。』 ワンホールになったからと言って何の特があるのだろうか。しかし消費者に二つ余計に買わせるには一番の言葉かもしれない。私が商品の発送用で使っているダンボールはいつもネットで注文をしている。買い物カゴに入れると、『一つの梱包であと○箱分可能です。』との表示が出てくる。そう書かれる消費者の心理では余計目に買ってしまうのが人情である。事実私はいつも追加してダンボールを一つの梱包で余計に買ってしまっている。たとえば3000円以上買うと、5000円以上買うと、10,000円以上買うと、送料が無料になります。っていうのも同じかも知れない。ケーキ屋さんの『ワンホール』販売、恐るべし!!