井原線ふるさとじゃ～ナル

　英ＥＵ離脱：公約「うそ」認める幹部 「投票後悔」の声も

　なんとも幼稚な国民投票での離脱派の公約、それを信じて投票した国民の心情を思うと同情を禁じ得ない。
　離脱派のリーダーたちの投票直後のＥＵ離脱後のバラ色の公約のほとんどが「ウソ」というのは、まさにサギだね。
　・ＥＵへの拠出金も間違い（ウソ）
　　　　　　　・・・残留派が正解
　・移民制限も少し制限可能になるか？（ウソ）
　　　　　　　・・・キャメロン政権の条件交渉の方が有利だったみたいだね。
　・付加価値税自由決定も困難（ウソ）
　　　　　　　・・・経済の悪化を考えれば減税などは夢のまた夢。増税の可能性が強い？
　これじゃ～、離脱してなんのメリットもない。国内分裂にでもなればデメリットの大きさに押しつぶされてしまう。
　しかしこの離脱派の一連の発言を見ていると自分たちが本当に勝つことを考えていなかったようにも思える。だからＥＵ離脱のプロセスも離脱後のビジョンもない。

　この危機を乗り切るために国民の署名が続いているという。投票直後に再投票というのは難しいが、国民の怒りは最大の解決策と考えれば、離脱の国民投票よりもイギリスという国の特性（議会制民主主義）からすれば「議会の解散」して現状でも国民の代弁者による議会決議の場で離脱の最終判断をすればいい。