通っているヨガ教室で、マッサージ用のゴマ油を分けていただいています。
ヨガもアーユルヴェータの知恵のひとつ。
ゴマ油やオリーブオイルを使い、お風呂場などで頭から順番にマッサージすると、
とても気持ちが良く、体内の毒素を排出する効果も。
小豆島の女性の頭髪はお歳を召しても黒い方が多く、これは
オリーブオイルでマッサージしているからだそう。
ただ、全身のオイルマッサージを家庭で行なうと、洗い流してもややオイリー。
乾燥し、土間の多いインドでは適切なものかもしれませんね。
日差しも非常に強いので、紫外線防止効果のあるゴマ油やオリーブオイルの膜で
皮膚表面を覆うことは、必要なことなのでしょう。
私が手作り石鹸の愛好者なのも、体を洗うこと=オイルマッサージにもなると
気づいたからという理由もあるのです。
手作り石鹸は、苛性ソーダの量を調整し、全てのオイルを石鹸に変化させるのではなく
10-15%の油分を残す製法。
オイルが石鹸になるときにできる天然のグリセリンと相まって、
しっとりするのはこのため。
オイリーにならず、ほどよいうるおい感です。
丁寧にマッサージしながら洗うことで、オリーブオイルやゴマ油など、
アーユルヴェーダに使われるオイルで全身をいたわることができます。
また日本でもオゾンホールの破壊で紫外線が強くなっているので、
オイルでの保護は有効でしょう。
髪も頭皮を含めて、安心して洗いながらマッサージ。
リンスにはビネガーを薄めて使います。
フルーツビネガーやハーブビネガー、エッセンシャルオイルを入れるのもおすすめ。
しっとりしなやかになります。
(アトピーなどで、耳など皮膚の弱い部分がひび割れていたお子さまも
よくなっています。)
全身を洗うことは、お風呂好きな日本の方なら日常行なっていること。
オイルを残した手作り石鹸ならオイルマッサージにもなるので、一石二鳥。
ミツロウクリームをセサミオイルで作るのも、アーユルヴェーダの
オイルマッサージに繋がっています。
また、手や足の爪のきわや、足裏にゴマ油を垂らしてマッサージすることで、
皮膚がしなやかになり、魚の目などもやわらかくります。
ゴマ油だけではべとつきやすく、床などに垂れやすい。
ミツロウを加えてクリームにすると、扱いがとても楽に。
心身ともに健康になれるマッサージを手軽に続けていただけますように、という願いも、
石鹸やクリームにこめています。
手作り石鹸&クリーム