昨日は自治会の総会が開催された地域が多かったようですね。
我が地域もそうで、花のボランティアの活動報告をさせていただきました。
去年も行なったのですが、普段お目にかからない年配の方々の前で、
かなり緊張した状態でやり終えました。
今年は一応、初歩のプレゼンテーションセミナーを受けたこともあり
そのテキストにそって原稿を作成。
1 挨拶
2 今までの流れ
3 現状の分析
4 現状への提案
5 今後の展望
4の現状への提案はSDS法とう手法を使うと効果的だそう。
S(Summary・全体) D(Details・詳細) S(Summary・全体)
・概要・・・聞き手に、これから何を話すかを要約して話す。
(人がきちんと理解できるのは3つまで。)
・詳細・・・本論を実際に詳しく話す
・まとめ・・・最後にもう一度何を話したのかをまとめる。
文章は話し言葉で、わかりやすく。
一年間の活動報告は資料として配ってありましたので、なぜ花ボランティアができたのか
その経緯を重点的にお伝えするように書いてみました。
ブルーサルビア・ロシアンセージ
以下、当日読み上げた原稿です。
『14年度に役員をさせていただき、花ボランティアを始めて丸二年になりますayakawaと申します。
初めに、花ボランティアができた経緯についてお話いたします。
14年度の自治会に、子ども会さんより「地域のお花の世話が大変なので
何とかしていただけないか。」というご相談がありました。
大変な理由としては
・団地内に6つ子ども会があるが、そのうちの3つしか参加していないこと。
・子供の数が団地ができた当時の1/3に減っていること。
・多くのご家庭が夫婦両方働いていること。
また、地域の方から「花の世話をもっとしなさい」と匿名の電話があったり、
公園の水道が壊れていたりしても、どこに訴えてよいのかわからないということも、
お世話のやる気をそぐ原因になっていました。
そこで、まずは自治会からすべての子供会さんに一緒に作業していただけるように
お伝えしました。
次に、市の花のコンクールで賞をとっていらっしゃる高年会さんのご協力を得て、
花の世話の仕方のご指導を受け、苗運び、草とりなども手伝っていただけるように
なりました。
また、中央通りの花の水やりをしていただく方を募集したところ、
50名以上のご参加を得る事ができました。
15.16年度の自治会さんにも多大な協力をいただき、何かトラブルがあっても
すぐに対応していただけるようになりました。
ご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございます。
マリーゴールド
ひと口に協力と申しましても、いままで自治会、子供会、高年会、
また一般住民の方は別個に活動して接点がない状態でしたので、
連絡がうまくつかなかったり、事が紛糾したこともありましたが、
30年以上続いてきた花作りの活動を途絶えさせたくないという思いは
どなたにもあり徐々に活動がスムーズにいくようになりました。
その結果、昨年は市のコンクールで3位となる優秀賞をいただけるまでになりました。
また活動を共にする中で顔をあわせ、話し合う機会が生まれ、先日のお花見や
グラウンドゴルフなど、三世代が交流する機会をもつきっかけにもなりました。
花が美しく咲くことで住民同士の会話も生まれ、余所からいらした方にも
「この地域は素晴らしい」と言っていただけるようにもなっています。
美しく、三世代が仲良く交流する住みよい町つくりは、防災、防犯をふくめた
様ざまな活動とも繋がっています。
今後も花ボランティア活動にご理解とご協力をお願いいたします。』
ホワイトサルビア・クラリセージ「バチカンホワイト」
原稿があってもやはり緊張したのは同じで、マイクを持つ手がブルブル震えましたが
なんとか最後まで読み終えることができました。
何人かの方から、評価、ご理解をいただく発言も得たことも嬉しいことで、
内も外もまたひとつステップを登ったように思います。
今週は花のコンクール二次審査、来月は秋花の苗の準備が始まります。