THE 有頂天ホテルの特番を観てから、明け方寝入った後に見た、カラーの夢。
いつもはモノクロでめったにカラーは見ないと書いたためでしょうか。
夢も、暗示を受けやすいのがよくわかる内容です。
「
緑の大きな三人がけのソファー が置かれた部屋。
右手には
三谷幸喜さん、正面の
緑のソファーには
八嶋智人さんがいて
しきりに電話で話しています。
私は花のカタログに載った
黄色いパンジーを見ていますが、
ふと気づくと、
三谷さんの鋭い視線。
『あなたの番を待っているのに。』
どうやらこの場は
オーディションのよう。
あわてて
八嶋さんが移動したあとの
緑のソファーに座り、セリフ開始。
八嶋さんの会話のあとに続けて、ストーリーを作ってゆくものらしいと
電話を取り、話し出します。
『待ち合わせ、
九時半だったわよね。今
11時、ごめんなさい。
私、仕事場を異動することになっちゃって、その打合せ。ええ、上司の方と一緒。』
がっくりするリアクションの
八嶋さんを嬉しそうに見て笑う
三谷さん・・・。」
などという取りとめのないものでしたが、興味深く思い、夢日記に書きとめてから、
録画しておいた「
女王蜂」を鑑賞。
元宮様のご別邸を改装したというホテルや
歌舞伎座のたたずまいは、
横溝作品に合っていて、とても愉しめました。
「そうなのではありますまいか。」「そうです、そうです。」など
稲垣吾郎さんが舌を噛みそうになりながら話していたセリフも小説そのままで、
とても懐かしく。
女王蜂たる智子は、小説では息をのむほどの佳人と描写されています。
大好きなこの作品を、本当に美しい方で拝見したかったので、
栗山千晶さんに演じていただいて大正解。
また
及川光博さんが「春の雪」の試写会で「これから宮さまをもっとやります。」といったことを
おっしゃっていたのですが、この作品のことをさしていらしたのかもしれませんね。
とにかく、お二人が並んでいる様子は麗しゅうございました。
【姫、踊っていただけますか?】
さて、「
女王蜂」における最初の事件のキーポイントになるのが、
ウェストミンスター寺院を模した時計台での
待ち合わせ時間が
9時半だということ。
明け方のカラーの夢知らせ、小さなものではございますが面白く思いました。
「夢のメッセージ」
☆THE 有頂天ホテルのセットも、4つのスィートルームや大階段などとても素敵です。
作ったのは「キル・ビル」のGOGO夕張のシーンのセットを担当された方だとか。