上原さくらさんのオーラカラーは
赤(情熱)、
黄(ユーモア)、
シルバー(古風)。
朗らかで、仕事では華やかな装いをされていても、実は地味な方なのだそうです。
江「それと、お金がいつも心配なのでは?」
上「子供の時から貧乏で、母がいつも困っていて。」
江「きちんと貯金もされて。でも貯金が減るのが怖いでしょう。
悪いことではないけれど、
行き過ぎはいけないね。不安になり過ぎるとね。」
守護をしておられる方はお坊さんと尼さんで前世に縁のある方。
そしてもうひとり、花街(芸者・遊女などが集まっていた場所)にいらした方で
こちらが上原さんの前世だそう。
とても貧しく、家族が飢饉で亡くなっていく中で、口減らしとお金のために、
身を犠牲にして売られていった女性で、奉公先で壮絶ないじめにあい、ついに
お宮で丑三つ詣でをされ、意地悪をした方々が滅びるように祈ってしまったとのこと。
我が身を引き換えにしてもという祈りだけがたのしみだったという人生。
祈りはかなったものの、魂を売ってしまったこの方は、粗末な狭い部屋に押し込められて
亡くなったそうです。
【愛の話 幸福の話】
江「そのとき看取ってくれたのがお坊さんと尼さん。
閉所が怖いのも、
人をうらんでしまうのも、今生においてまだ不安がある。いつまでも、
巨万の富を得ても心配。」
江「あなたの心の中はあなたしかわからないけれど、決別しなくてはいけないんです。
だってそういう自分は嫌でしょう。だから塩を入れたお湯をかぶっているんだと思う。
自分の過去を流したいといつも思っているでしょう。」
上「
変わりたいっていつも思います。生まれ変わりたいって。」
江「
あなたの気持ち1つで生まれ変われる。あなたは自分でキーワードを言っている、
意地悪だとか変だとか。意地悪じゃない。そういう辛い、苦しい思いをたくさんしてきたから。」
美「誰だってそうよ。苛められて、ご飯も食べさせてもらえない、
それを笑って許せたら神さまですよ。私だってそう。
まだやっている人がいる、いいわ、私は幸せになったんだからって思えば、
自分を自分で浄化できるでしょう。」
上「いいじゃない、あなたはダイエットしなくてもなんて言われても、
自分に自信が持てないんです。」
江「
恵まれているのが落ち着かないでしょう?英語にしてもマナーにしても、
努力しなくてはできない、あなたはきちんと努力しているんです。
でも妻として行き届かなくてはと思って疲れてしまう。背伸びする必要はないんです。」
【人生ノート】
美「
大きな意味を理解すること。
なぜこの場にあなたが出てくるようになったのか、
なぜ江原さんにこの話をしているのかという意味をね。
数学の時間に国語をやるのではなくて、
この時間はこれをすると決められているでしょう。
閉所が怖いのは、前世でお納戸部屋に居たからとわかった。
今はそうではない、もうどこへ行っても怖くはない、意味がないんだから。
こうやって分析してゆくと、新しい人生が出発できるの。」
上原さんがほろほろと泣き始められたのは、悲しい思いをしていた女性が完全に
浮かばれた、
浄化されたから。
ダンスを習いたいといま教室を探されているのも、
花街で踊りたいと願っていた女性の供養になり、
上原さん自身の可能性も
どんどん広がるので、ぜひおやりなさいと
美輪さん。
美「
誰かにわかって欲しかった。公の場で、どれだけ辛い思いをしたかが
わかってもらえたの。」
江「呪術的なものではなくて、霊が
理解して、納得して上がってゆくのが一番の除霊。
自然霊との縁も断ち切れると思いますよ。」
だんな様に時に厳しくしてしまうのも、男性に見下されてきた記憶から。
江「あなたらしく、のびのびと。
心の目でご主人についてゆくこと。
卑下してしまうのは、自分を卑下しているから。
あなたはご主人に
愛されて、選ばれたんだから。
はいはいって、
家では奥さんしてあげればいいじゃないですか。
今日こういうことを理解しないと、いつのまにか
心が離れて、
形ばかりを求めてしまうようになりますよ。」
【人生学校 虎の巻】
美「前世で蔑まれてきたとしても、今はそうではないの。
やさしさで、帳消しにすればいいの。ピンクは優しい人に似合うのよ。
身を犠牲にして家族のために尽くしたのも優しさから動いたこと。
その
優しさを最大限に生かせばいいの。」
江「誰かを守ろうとなったら、すごい力が出る人なんです。」
すっきりした気持ちで、自分が自然な感じでまっすぐ生きてゆけそうになったという上原さん。
国分さんの言葉どおり「
自分らしさを愉しむ」人生を進んでゆかれることでしょう。
☆「
心の目でついてゆくこと」、パートナーと歩んでゆく上でとても大切なことだと思います。
☆過去の記憶、残存印象に、現在の自分が引きずられること、または
自分そのものだと思ってしまうこと、どなたにもあるようです。
ヨガではこのことを「
記憶の袋」と呼び、記憶の再認知を行うことが
瞑想、内観とされています。
学び終えたことをきちんと認めて手放すことが、浄化。
今生きている自分が生まれかわることで、過去の自分も癒され次に進むことができる。
いま、自分がここにいることを、きちんと意識していたいですね。
「過去は変えられる・悩み解決法」
☆「
大きな意味を理解すること。
なぜこの番組をあなたが観ているのか、
なぜ江原さんからこの話を聴いているのかという意味をね。」
上原さんへの美輪さんのお言葉、そんな風にも聞こえました。
読んでいただいてありがとうございました。
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