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カテゴリ:オーラの泉
「天は三物も四物も与えたんですね。」と美輪さんがおっしゃるほど、
美貌で怜悧な方にもかかわらず「恐れと不安はどうすればなくなるのか。」と釈由美子さん。 宝のもちぐされにならないよう、お話をお聞きしましょう。 江原啓之さん・・・江 美輪明宏さん・・・美 国分太一くん・・・国 釈由美子さん・・・釈 【スピリチュアル・チェック】 ☆コンプレックスはありますか?→コンプレックスだらけです。 ☆ 人生で一番つらかったのは?→19歳のとき ☆ リラックスするのはどこですか?→バリ島 ☆ 苦手なもの→鏡 ☆ ひとつだけ願いが叶うとしたら→違う自分になりたい。 いままでの仕事の中で、一番緊張しているという釈さんは、救いを求めて来られたのだそう。 恵まれた方とお見受けするのに、小さい頃からご自分に全く自信がもてないと。 江「だから部屋の中が、自分のお守りだらけなんですね。 ご自分にとってのラッキーアイテム。それと、おばあちゃんが大好き。」 つい最近撮ったという写真を、江原さんはさらりと指摘されます。 国「さわやかに入っていかれましたねー。(恒例の家宅侵入☆)」 小さい頃かたお祖母さまを頼り、写真を飾っているという釈さんに、美輪さんが気になることを。 美「それと、意地の悪いおばあさんがいませんでしたか?」 釈「あまり人のことを、意地悪と思ったことがないので、よくわからないです。」 どうやら前世に関係のある方のようです。 釈さんはコンプレックスだらけで、ご自分の見た目にも中身にも劣等感を持ち、 ものごとを全てネガティブに受け取ってしまわれると。 釈「鏡も嫌いで、最低限のエチケットの部分はあるんですけど、よけてしまう。 自分と対峙したくないんですね。自分が映る瞬間が嫌なんですよ。 自分の名前が聴こえると、悪口を言われていると思うんです。」 自分が必要とされていない、存在意味がないと思い、 皆の前でも目立たないようにしていたとのこと。 釈「私を見ないでって思ってました。」 国「それだったら、よくこの世界に入られましたね。」 転機になったのは19歳のとき。 ご自宅が火事にあった上に、愛犬の死、電車とホームの間に落ちるなどの 災難が一時に起こったあと、急に見えないはずのものが見え、 聴こえないはずのものが聴こえるように。 このころの就職活動の一環で履歴書をタレント事務所に送り、道が開けたそう。 美「劣等感は、二通りあるのね。 ハードルをとても高く設定してプライドの高い人の劣等感と、 まったく自信のない人の劣等感があるの。 ハードルを高く設定してるからプライドが傷ついちゃうわけよ。 自分のハードルまでにいってないことが全部コンプレックスに変わる。 負けじ魂があるから。いろいろなものに比べるでしょ?」 釈「はい。」 国「疲れないですか?」 釈「疲れます。自分でなかなか合格点が出してあげられなくて。 いつも目標を設定して、馬がニンジンをぶら下げて走ってるみたいな。 もうちょっとで手が届きそうなのに、この距離感は一向に変わらない。 常に頑張らなきゃ、頑張らなきゃみたいな感じですね。」 美「前者のコンプレックスはね、いくらでも立ち直れるし、 いまおっしゃったようにガソリンになるのね。 自分にまったく自信がなくてプライドもない劣等感の強い人は、どうしようもないの。」 【愛の話 幸福の話】 美輪さんによると釈さんのようにコンプレックスの強い方は、 悪い男性に振り回されやすいのだそう。 美「お気をつけ遊ばした方がいい。その劣等感をわざと言ったり、刺激させるようにするのよ。 劣等感のある人が『他に私は求められていないから、この人を離したらおしまいだ』って 思っているのを知っているから、わざと振り回す男が出てくるの。 それにお気をつけになった方がいいわ。」 釈「おっしゃる通りですね。こんな私でも好きになってくれる人がいると私も好きって。 めったに言われないので、言われることに対して応えたいって思っちゃいますね。」 美「飛びついちゃうでしょ?それで相手がとんでもない男だってことを見極めないのよね。」 国「なるほど。見極めるまでに好きと言われたことに対して・・・」 美「渡りに船だと思っちゃうの。悪い男っていうのはそれを知ってるのよね。確信犯なの。」 バリ島は本当にお好きで、何度も訪れていらっしゃるようです。 釈「飛行機を降りた瞬間から、癒される感じで。分子のすべてが、癒し、癒しで 細胞一個一個に入ってゆくような、点滴のような。」 不思議なのは、子宮ガンの手術を控えたお母さまと訪れたときのこと。 釈さんは現地でおたふく風邪になってしまい、回復して、それでも癒されるよい旅だったと 帰国してから病院にゆくと、お母さまのガン細胞がすっかりなくなっていた。 釈「私のおたふくが、吸収しちゃったのかなって。」 美「妖精がいっぱいいますからね、あのあたりは。」 江「神々の島ですからね。あと釈さん自身が身代わりになりたい気持ちが強い。 お母さんのためなら悪いものでも受け止める。普通、逆で、 親が子どもの身代わりになりたいと言うけれど、釈さんはお母さんに対する思いがひとしお。」 こちらもやはり、前世に関係のあることのようです。 そのほかにも、釈さんは「小さい人」と表現される妖精をご覧になるそう。 釈「妖精ってティンカーベルの様なキラキラしたものと思っていたんですが、普通のおじさん。 ジャージを着ていたりとか、探しものをしていたら引き出しの中や座布団の裏にいたり。 泣きながらシャワーを浴びていたら、排水口に大仏の格好をした人がいて、 『ドンマイ、ドンマイ』って。」 美「何か聴こえたりするっていうのは?」 釈「駅のホームにいて、電車が来た瞬間に『行け』と言われたり。」 美「それは悪霊ね。」 「危ない」という声が聴こえてから、乗っていた車が崖から落ちても無傷だったり、 撮影の現場で、クレーンに設置されていたカメラが落ちてきたとき、 手を引っ張って助けてもらったことも。 釈「ああ助けられた。ありがとうございますって。」 美「19歳でどん底があった後ね。」 最近は「シャッターを降ろして」キャッチしないようにしているそうですが、 お芝居の現場など、どうしても捉えてしまうことも多いと。 こうしたご経験からホラー物などはお断りしていた釈さんも 「スカイハイ」はまるで使命のようにお引き引けになられたよう。 「スカイハイ」・・・事故や殺人で亡くなった者が訪れる「怨みの門」の門番・ 「イズコ」が死者を導くドラマ。 釈「『ようこそ、怨みの門へ』『おいきなさい』ってやってました。 セリフを言っている最中、泣く芝居でもないのにぼろぼろと涙が出てきたり。 あの役をやってから、自分が今までに持っていなかった慈悲の心とかも 思うようになりましたね。」 このドラマ出演も「偶然は必然」のようです。 明日に続きます。 *** オダギリ・ジョーさん、加藤あいさんなど、他のゲストの方の回を読んで下さる方は 「精神美(オーラの泉など)」へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 28, 2012 01:31:35 PM
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