乙女椿という庭にいくつかある椿の、
一番最後に咲く木の花を
今年は愉しむことができました。
この木は少し小さくて、大きな木に隠れているので、
見逃してしまう年もあり、ラッキーです☆
見知らぬ土地に来て寂しかったときも、
この庭で美しく咲いてくれていた花々に
心なぐさめられたもの。
朝露を抱いているところをいくつか摘み取って、
庭を、花を愛していた故人に供えます。
遺してくれた木々に囲まれて、
とても幸せに暮らしていることに
日々感謝しながら。
午後にはご依頼のあった手作り石けんや
クリームなどのラッピングをしながら、
やはりこの場所でなければ、生まれなかった品々を
愛おしく思いました。
庭にも心にも種蒔くことを続けてこられたのも
ただそこにあるだけで美しいたくさんの花々に
気づくことができたおかげ。
その種がまた、次なる花を咲かせる予感を
ひしひしと感じるこのごろ。
ふかくきずついたぶんだけ
あなたは きれいにみがかれる
くるしみやかなしみは
しあわせへの はたおこし
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Last updated
April 15, 2007 06:12:12 PM
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