講演会メモ書き続き
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現実の裏に非現実があるとしたフロイト(1856-1939)。
オカルト=かくされているもの。現実の裏に隠された非現実。
万物照応 大きな世界と結びつく。
賢者の石を持っていたとされるパラケルスス(1493?-1541)。
大宇宙は地上、天上、霊 小宇宙=人間は、体、精気、魂であり、
体は地上に、精気は天上に、魂は霊と呼応関係にある。
神秘主義 神との合一 脱自 エクスタシー
信仰が極まると神と合一 アビロン・テレジア(アビラの聖テレサ 1515-1582)
媒介して神と合一 媒介なしで神と合一
トマス・アクィナス(1225?-1274)神を頂点にして繋がり合う。
中世末期 ペストや飢饉で信仰が薄れる→神と直接に繋がる。
「日蝕」を書いたのは、バブル崩壊の影響も。
エックハルト(1260?-1328?) 神秘主義
錬金術 賢者の石があれば、黄金にかえられる。賢者の石はキリストのメタファ。
人の子に神が受肉すれば、キリストに、物質に神秘の力が宿れば金に。
神秘主義 神と合一
錬金術 物質を金に。
ニヒルな世界に意味を与える。
占星術 孤独な人間が不変の天体に結びついている。
万物照応 コップの意味 数字、画数
人間がアクセスできれば、いろいろなことを自由に出来る。
ユイスマンス(1848-1907)「彼方」を著す。
賢者の石は唯一なもの。
魔術はシステムであり、アクセスすれば何でもできる。
19世紀までは幽霊の存在を物理的に実証することはなかった。ポルター・ガイスト
合理的な世界、見えている世界に見えない世界が重なっている
アンドレ・ブルトン 孤独な世界を豊かにできる。
人間のイマジネーション
文学、アート、日常から解放されたい→新しい世界の創造。魔術の世界を使えば出来る。
ブルトンは文化人類学にも傾倒。
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続きます。