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1999.02.06
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カテゴリ:近代文学

文鳥(著者:夏目漱石|出版社:新潮文庫)


 漱石の「小品」と呼ばれる作品集。随筆あり短編小説あり。
  「夢十夜」は、実際に見た夢もあるのだろうが、夢として創作されたものが多いのではないかと思う。
 「思い出す事など」は、修善寺での大患が本人にとってはどうであったのか、どんなことを考えていたのかが書いてあるのだが、医師同士のドイツ語での「もうだめだろう」という内容の会話が聞こえていて、理解できていた、というのが印象に残った。
 「変な音」「手紙」は随筆のような小説のような体裁だが、まとまりよく、さらりと読めながら、強い印象を残す。
 漱石というのは、平易な文の名手であると思う。
 ものの見方に漱石独特のものがあるが、それをきちんと表現することができる、というのがすごい。





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Last updated  2005.04.01 20:40:14
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