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じゃくの音楽日記帳

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2009.07.26
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カテゴリ:演奏会(2009年)
7月25日、プロムジカ女声合唱団を聴きました。埼玉県の所沢、ミューズアークホール。デーネシュ・サボー氏が指導しているハンガリーの高校生、大学生の少女たちの合唱団です。もう何回も来日しているということです。僕は、2005年の来日公演で初めて彼女らの歌声を聴き、その響きの完璧な美しさに完全に魅了されました。2007年の来日公演でも同じ感動を受け、そして今年2009年、みたび彼女たちの声を聴くことができるのが、とても楽しみでした。

今年は7月のはじめに来日し、兵庫、山口、島根、愛媛、大阪などで歌ったあと、横浜開港150周年の記念祭に招聘されて7月18日、20日に横浜で歌い、その後埼玉、山形とまわって、7月30日の東京オペラシティで最後のコンサートを行って帰国するという、ほぼ1ヶ月の長い日本ツアーです。コンサートの他、各地の児童合唱団との交流にも忙しい日々なのだと思います。

所沢のミューズアークホールは、大きなパイプオルガンも有する、響きのとても良い大ホールです。プロムジカ合唱団は例年のように、舞台上だけでなく1階や2階の客席も曲に応じてときどき使って、ホールの空間を広く巧みに使って美しいハーモニーを聴かせてくれました。

歌われたのは彼女らの定番プログラムで、近現代の作曲家(シムコ、ヘッド、ラフマニノフ、ビーブル)の宗教曲や、ハンガリーの現代作曲家のコチャール、オルバーンや、バルトーク、コダーイらの合唱曲が中心でした。たまにピアノ伴奏がありますが大半はアカペラです。そしてこれもプロムジカの定番と言える、「さくらさくら」などの日本のうたも少し歌われました。

2005年、2007年と比べてプログラムに大きな変化はないですが、今回は、今年生誕75周年のコチャールの新作曲と、ジェンジェシというハンガリーの若い作曲家の曲を披露してくれたのが新しい点でした。ジェンジェシ氏の曲はグレゴリア聖歌と現代風な部分が交互に出てきて、美しかったです。

なお、これもいつもと同じで、プロムジカのステージに先立って、地域の児童~高校生の合唱団が歓迎演奏を歌いました。そしてプロムジカのステージが終わったあとには、地域の合唱団全員が舞台にあがってプロムジカ合唱団と混じり合ってステージにならび、全員で「ふるさと」を歌い、さらに最後にコチャールの合唱曲を歌って、お開きとなりました。いつもながら感動です。

プロムジカ合唱団は、発声に無理がなく、ひとりひとりの声がとてもきれいで、そしてハーモニーが、ともかく完璧です。ほんとうに素晴らしい。デーネシュ・サボー氏の指導のたまものなのでしょう。彼女らの歌なら、何回同じ曲を聴いても飽きません。特にビーブルのモテットと、若松正司編曲「さくらさくら」は、必聴ものです!

僕はあと7月30日の東京オペラシティの公演も聴きにいく予定です。プロムジカ合唱団のハーモニーに身を浸す幸せを、もう一度体験してきます。





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Last updated  2009.07.27 01:26:32
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