DTB1期と2期の間のエピソード「漆黒の花」第8話「覚醒」
感想&ネタばれですので ご注意ください。1話はこちらから
DARKER THAN BLACK~漆黒の花(1)
やっと 1巻の最終話。
では・・・
どうしてこんなことに・・・
ひとり佇む梓。
「どこだっけ・・・ここ・・・」
「ここは オマエの心の最も奥底・・・ 黒い花が根を張る場所だ」
黒い花の中からハーヴェストが現れる。
「私の心の中になぜアナタがいるの?」
「全ての花はリンクしている 花によって全ての人格は記憶・・・共有化されるのだ
この姿もまた 花が記憶した私自身の人格・・・]
・・・ここは楽園(エデン)黒い花に守られたオマエだけの理想郷
眼の前に巨大な黒い花のつぼみが・・・
開いた瞬間現れたのは響子。
ここにいれば いつでも会える 辛い想いをせずにすむ いつまでも親友
目覚めよ
梓の心臓が波打つ。
そのころ、霧原たちを黒い空間に吸収したチビこい契約者パーセルが
BK201を発見した。
パンドラの研究者セルゲイ博士とミーナのところへ画像を送る。
ハーヴェストとぶつかり合った二人の様子からセルゲイ博士が呟く。
「やはり危惧していた通りか 彼らの能力は本質的に似ている
BK201の電撃・・・その本質は電子のコントロールにある 彼の究極の力が
物質の変異を招くのも電子そのものを操れるため
電子を動かすことで 物質・分子の構造そのものを変化させてしまう
理論上、電流とはケタ違いの力を必要とするが・・・
そして、ハーヴェスト・・・あの男の能力は物質の分解・・・
物質の結合 即ち 分子と分子を繋いでいるのも電子
あの男は 電子の繋がりを寸断し 物質を分解する
つまり両者ともに 電子に干渉する能力者!
正面からぶつかれば 予測不能な電子の暴走を招く恐れがある 早く止めねば!」
パーセルに 二人を引き離せと指令が入る。
が、そこに現れたのは 巨大な黒い花を背負った梓。
スカートはずり落ちて・・・黒に近づいてくる。
「ユニフォームは制服の下に最初から着てました
膝から下は着替えました 下着じゃなくてがっかりですか 私は月森梓
契約者になったら 感情なんて全部なくすんだと思ってた でもなんだろう・・・
何か残ってる・・・」
パァン
いきなり 黒に蹴りかかる。仰け反りかわす黒。
「当たった!?・・・いや違う・・・今のは 音速を超えた音か」焦る黒。
「思い出した これは・・・殺意」ぼんやりと思考する梓。
梓の蹴りから逃げるのに精一杯の黒。
「そうだよ これは殺意・・・でも 違う 殺したいのは お兄さんじゃない 行かなきゃ」
「よせ やめろ 一人殺せば後戻りできなくなる!
オマエは契約者になってなんか・・・」
止める黒の言葉は全く梓に届かない。飛んでいく梓。
セルゲイ博士から指示か入る。
「パーセル 目標変更だ 飛び去った少女を追え。
覚醒者の捕獲を最優先するんだ 連中に先をこされたくない」
研究室ではミーナとともに博士が今後のことについて話をする。
「これ以上騒ぎが大きくなる前に手を打とう。区画の封鎖とハーヴェストの追跡だ
そのために増やした味方だ。出番ですよ。御二方」
「その前に もっと事情を説明していただきたいのですが?」
霧原と大塚が現れる。
「多少は説明したつもりだが 全てを知りたいというのなら 我々を信頼し協力を
約束してもらわねば まずは 行動で」
「大塚!至急四課に連絡!水ヶ丘外周部に警官隊を配備し封鎖させろ
必ず全てを話していただきますので」
「結構」
「それじゃオレも・・・」
戻ろうとするパーセルの背後から首に ワイヤーが・・・
「さっきからコソコソと何を見ている
洗いざらい吐け さもないと殺す」
ラスト一コマは かっこいい黒
さぁ 霧原も巻き込んで話が動いてきたところで 一巻終了~♪
一期「黒の契約者」の直後ってことらしいので これから知ってる契約者も
出てくるようです。
流石に退場された方は 出てこないようですが。
二期 「流星の双子」に出てくる人も もしかしたら・・・ってこともありそうです。
10月に1巻が発売でしたが、2巻はいつですか?
今月中にはなさそうですね。
Darker than blackー黒の契約者ーofficial fanbook
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