やっぱりケンの料理が食べてみたいと思いました。
精進料理を西洋の料理で作ってしまうのは凄いわ。
卵や肉を使わない見た目にも美味しそうな料理・・・
食べたいww
これまでの感想はこちら。
浅井・朝倉を滅亡させた信長にとって、敵は石山本願寺と武田と
いう二強となった。
その宿敵・石山本願寺へ楓を奪還すべく向かったケンは、顕如より
ケンと引き換えならばとの条件を提示される。
それを拒絶したケンは…。
ケンは自分が得意とする西洋料理を顕如の許可なく作らないという取引を
持ちかけ、楓を奪還することに成功。
西洋料理が作れなかったらどうするのよ??
っと思ったらアジアとか他の国の料理でやりくりするつもりのようです。
でも、これってかなり限られてくるよね。
今回は香辛料を手に入れようと夏を連れて堺へ出かけるケンでしたが、
明の商人が南蛮の商人との間に入って、荷を高く売りつけている状況に
巻き込まれ・・・
堺の商人は明のお家芸「闘茶」で明の商品を束ねる宋花琳を負かし、信用を
落とさせることを画策します。
料理で舌がバカになるモノをケンに作らせて勝とうとしますが、ケンは人に
害をなす料理は作れないと断ります。
が、それでは欲しいモノは手に入れられない・・・
ケンは自分のやり方で花琳の故郷の料理を出して御もてなし。
でもそれではお人よしとなるだけで・・・(^^;
逆に花琳の方は味の濃いお菓子を持参で舌を鈍らせるべく仕掛けてきます。
それを見抜いたケンは清涼剤となる香辛料を出し、花琳に対抗。
菓子の効果を無効に。
今回ばかりはケンの料理で花琳が感動して場が収まるってことにはならな
そうな気配。。
1戦目は日本茶で引き分け、2戦目のお茶は明側が用意することに。
花琳が出してきたお茶は烏龍茶。
日本人には馴染みがなく、あまりにも不利。
ここで「闘茶はバクチ」だと忌み嫌っていた利休が交代を申し出ます。
さすがにこんなやり方をされては勝ち目がないと見るに見かねて・・・
ってことのようです。
利休は香りで烏龍茶の種類を嗅ぎ分けられるようで・・・。
利休の完璧な解答により日本側が勝ちます。
凄いぞ、利休さんww
ケンの機転でその場を丸く収め、南蛮の商人の関心を引くことができたようで
明の商人を通さず取引ができるようにv
おかげでケンも香辛料を分けてもらうことができました。
その後、安土に戻ると信長を裏切った浅井、朝倉の首を晒すという宴が催されと
いうことに。
あの信長の残忍性を示すアレですね(><)
その宴の料理は信長の命でケンが受け持つことに。
ケンは市もいるのにとても長政の首を晒すことなど忍びなく・・・
ケンはある提案を思いつき信長に進言します。
信長も本心では惨いことをする気はないようですが、裏切り者に対する示しは
付けておかないとって立場があって。
宴の席に三人分のドクロが並べられ、家臣たちは信長のやり方に恐怖しますが
それはケンが芋と餅を材料に作ったもののようで・・・
凄いですねw
つまりは創りモノでその場を凌いだってことのようです。
これで信長の立場も守られ、市には遺骨が戻されうまく収めることができましたv
しばらくは平和な日々が続くかと思われましたが、なんとケンたちとともにタイム
トリップをしたという男が新たに出現。
そういえば、ケンが意識を取り戻す時周りを何人かの人が囲んでましたもんね。
あれは、こちらの世界に来てからのことか、それ以前かはわかりませんが。
果心居士を名乗る男は松井といい、給仕長としてケンと同じ職場で働いていた
ようです。
なんか胡散臭そうな・・・
それにケンを妬んでるところがあるようで。
なんだか不穏な流れに。。
松井はケンを通してこの時代の覇者である信長に紹介してもらおうと思ったのに
記憶が全くないケンはそれを断ります。
そこで松井は信長の家臣・明智光秀の娘に取り入ることにしたようです。
かなりヤバそうな男です。
ケンの弱みである夏のことも嗅ぎつけてますしね。
そんな状況なのにケンは武田の情勢を探るために信長から甲斐にいくよう命じ
られることに。。
夏も一緒に連れて行けばいいと思うのですが、そういうわけにはいかないのかな。
夏を残していくのはまずいと思うのですけどね。。
夏の身を案じつつ次巻を待ちたいと思います。
そういえば、10巻までで原作者さんが作品を降りてるのですね。
あらら・・・
作画担当の人だけで続けるってことですね。
なかなか珍しいことでは・・・?
11,12巻と料理の監修だけされてたようですが、13巻以降は全く関わりがなく
なるようですが・・・
こちらも気になるところです。。