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カテゴリ:少女・レディースコミック
「クィーンズ・クオリティ」が注目されてる作品だったので最初に
まとめて1~4巻まで読んだのですが、その後面白くて5巻が出る のが待ちきれなくなって、この方の他の作品も読んでみました。 そしたら「電撃ディジー」も面白くて♪ 感想はこちらにあげてます。 で、「クィーンズ・クオリティ」には実はタイトル違いでこれより前の 話があるってことを後から知ったんですよね。 通りで途中なんかおかしいなと思うところがあったわけですねw 5巻が出るまでに読んでしまおうってことで「QQスイーパー」全3巻 も読みました。 はぁ・・・ これは知らなかったこととはいえ、QQから読むべきでしたねw 私黒髪が好みですので、前の作品「電撃ディジー」では黒崎が金髪で ちと残念だったんですよねw なので玖太郎が黒髪なのは嬉しいですw まずはざっくり「QQスイーパー」の感想を。 天才的な掃除のプロ・堀北玖太郎(きゅうたろう)。 校舎内の彼の大切にしている部屋にある日突然現れた 少女・文(ふみ)。 彼女は身寄がなく、玉の輿を夢見る、ちょっと不思議な 転校生で…!? ちょっと見取っつきにくいが凄腕・掃除屋男子と ”ワケあり”少女のラブファンタジー始動です!! 「クィーンズ・クオリティ」は「QQスイーパー」を読んでなくても 十分話についていけるのですが、時々過去の回想がでてくるので へぇ~~過去をほとんど描かず回想って手法だけで話を展開させて 斬新な作品だわって思ってたんですよ。 そしたら「クィーンズ・クオリティ」はがっつり「QQスイーパー」の 続きの話でびっくりしましたわ。 笑いました。 先にちゃんと「QQスイーパー」から読むべきでした。 ま、それはもういいんですけどね。 物理的なお掃除と心のお掃除とを重ね合わせてのお掃除屋さんって発想 素晴らしいですわ。 これは確かに関連してますもんね。 心に闇があると部屋が荒れるし、部屋が荒れていると心も荒んでくると いう。 その空間の空気が淀んでいると魔に差されやすいって思うのですわ。 そんなに毎日掃除ばかりはしてられませんが、でもある程度はきちんと しておくことは大切かと。 そんなことも教えてくれるしホント良い作品。 で、結構ツンケンしてる玖太郎なのに、昔会った女の子「ふゆちゃん」 のことになると途端にデレちゃうところが可愛いです。 普段が強がってる子だけに彼にとっての「ふゆちゃん」の存在がいかに 大きいかわかるんですよね。 そしてそのふゆちゃんが実は突然現れた文なわけですが、この一人の 女の子の中に人格が混ざってるようなクイーンの存在が面白い。 取りあえず、この方の作品に出てくるヒロインは芯が強くてヘコタレ ないので好感。 また貧乳ということですが、そこも好感。 自虐的なギャグもハマっててホント嫌味がないというか、応援したくなる 女の子なんですよね。 文も最初「玉の輿」が人生の最終目標みたいになってましたけど、人の 恋路は邪魔しないとか自分ルールがしっかりあって感心しますわw 絵が凄く綺麗だしシリアスな場面はしっかりキメてくれるけど、ギャグ がまたキレッキレで最高のバランス加減だと思ってます。 ずっと好きだったふゆちゃんが文だとわかった場面は印象的でしたよね。 仕草で同一人物だとわかるって・・・ こりゃやられるわ・・・ 結構身体の接触も多いから私としては非常に嬉しいです。 玖太郎は全くそんな気じゃなかったりするわけですが、こっちは感謝。 ありがとうの気持ちです。 玖太郎が割と天然で小さな子供にならOKみたいなことを平気で年頃の 女の子である文にしてきますからね。 文に心を許してるというか安心出来る相手だからでしょうけどね。 まぁ文=ふゆちゃんだとわかってからは別ですが。 でも折角甘~~~~い感じになってもすぐに誤魔化されてしまうという かギャグに振れてしまうのがちょっとばかり残念なのですが、大抵大笑い できるからそれはそれで d(≧∀≦*)ok! それにしても文がふゆちゃんだとわかってからの玖太郎のデレ具合が 可愛いくて可愛くて・・・ ( 〃▽〃) あまりのギャップに受け入れがたいものはあるでしょうが、会いたくて 仕方がなかった、助けられなくてトラウマになってしまった女の子が目の 前に現れたんですからね。 多少のことは受け入れられるってことでv 文は「呪いの娘」とずっと呼ばれてきてて10年前の記憶がないようですが その時に何があったのか気になるところです。 同じ時期に白虎門の大病ってのが起きたってことは・・・ これ文が関係してる案件ですよね。 先に「クィーンズ・クオリティ」を読んでしまってるからなるほどそう だったのかと思うことばかり。 文が理不尽な目に遭った時の対処方として「自分にとって正解だと思える 行動を取る」っていうのにはなるほど思いました。 自分で自分を誇らしく思える行為、品があってきれいな態度を取るって 自分を守る行為でもあるし素晴らしいことだなと。 実際上手くいくのかどうかはわかりませんが、確かにどう足掻いたとこ ろで自体が好転しないのであれば、せめて自分の中身だけは守るって 納得です。 文は「自分が考える一番素敵なお姫さま」のように気品があって強く かっこいい振る舞いをするのは「お姫さま」が文にとって特別だから なんですよね。 以前、玖太郎に「おひめさまみたいだね」って言われたからだって文は わかってませんけど、玖太郎は気づいているというのがたまりませんな。 クイーンの片鱗を見せて「QQスイーパー」は終わってしまいましたが この後が「クィーンズ・クオリティ」へと続くわけですね。 ふゆちゃんが実は文だったってことは隠しながらも熱い想いを抱いてる 玖太郎の苦悩が美味。 時々垣間見られてるというかダダ漏れなのが可愛い過ぎw では、この続きは「クィーンズ・クオリティ」の感想に書きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2018年04月21日 22時20分18秒
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