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テーマ:中国&台湾(3304)
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昨日は、朝、<新天地>に集合して一路バスで浦東空港へ。
例のごとく?バスの中でもスタッフの皆さんは元気!元気! 自分の高校生時代の修学旅行を思い出させるくらい。 どこからともなくお菓子が回ってくる。 いつもそうだが、必ず皆に回しながら食べる。 チョコやらクッキーやらガムなど、事欠かない。 前の座席に座る女の子2人が、 「ねぇ所長は私たちスタッフの女性の中で誰が一番好きなの?」 と笑顔ながらに瞳の奥がキラリ☆と光る質問が来た。 「そんなの日本人のおじさんに聞いてどうするの?」 と切り返す。 「日本人とかおじさんの問題じゃないの。聞きたいの。それだけ」 と引かない。 「そうだな、10人くらいいるよ」と言ってみる。 「それは好きじゃないでしょう。一人よ一人…」としつこい。 …こうして、日本人が来ると聞くのが恒例化?している。 多分、好みを聞いて「へぇー」とか「ギョエー」と盛り上がるんでしょうね。 いわゆる「おじさんイジメ」かもしれません(笑)。 けれど、立場的にもヘンなことは言えないから 「君は男性スタッフの中では誰が好きなの?」と見事に切り返す。 「こっちが質問しているのよ。それに…いない!」とピシャリ! そうやってノラリクラリとしながらしているうちに空港に到着。 「よぉーし、着いた。降りよう!」と声をかけると、 「明日の夜の宴会までに考えておいてね」と念を押される。 そんなのは軽くかわせる…と思っていたのが大間違いで、 辛い目に合う羽目に…。 上海から向かった大連は寒かった。 明らかに服一枚分は違う。 しかし、大変きれいな街でビックリ! 単に街づくりがきれいだけでなく、路上のゴミが落ちていない。 「中国=きたない」的なイメージを持ちつつあったので、 大変なショックだった。 東京よりもきれいかも?と思った。 ディズニーランドのようにカストーディアル係りがいるのかな?と 辺りを見渡すも、特に目立った清掃部隊は見当たらない。 道行く人をジックリ観察すると、 単純にマナーがよいことがわかった。 痰を吐いたり、タバコの投げ捨てもしない。 ゴミはゴミ箱に捨てる…。 聞けば、以前の市長さんが徹底的にクリーンな街づくりを目指したらしい。 それで法令を整備したり、徹底した指導を行った、と。 結局はきちんとした指導があれば、これくらいやるんだなぁと、 中国の奥行き?みたいなものを垣間見たような気がした。 今では習慣化されているらしく、定着しているらしい。 そして、いったんきれいになれると、汚いには戻りたくないから、 個人が頑張る。 そういうものなんでしょうね。 加えて、空もきれいで緑も多く見える。 きれいな街は古い建物も皆、歴史的建造物のようなたたずまいに見えて 街の厚みを醸し出す。 汚い街だと、単に「ボロい」となって、 取り壊し→新築…の展開に進む。 けれど、新たしくしてもすぐに汚くなるからイタチゴッコである。 「新しいもの好き」と聞けばかっこよくも聞こえるが、 裏を返せば「だらしない」とも言える。 清潔だとなんとなく人々の態度も違ってくるのかもしれない。 環境が人に与える影響みたいなものをシミジミと考える事ができた。 人間は環境で育つ…とはよく言ったものだ。 その他、街づくりという視点でも、 本当に参考になることがたくさんある街だった。 夕食会は、食べきれないほどの大連料理と、 果てしなく注がれるお酒にいつまでも続く「乾杯」と なぜかやたらに行われる「胴上げ」をそれなりにかわしながら、 無事、ホテルに到着。 ここまでは…(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004/11/15 02:48:10 AM
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