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カテゴリ:インバウンド対策
今年はアベノミクス効果も手伝って円安が進んだお陰で 日本を訪れる外国人観光客が増えているようです。 2008年に観光庁が設立されてから 全国で「外国人観光客を呼びこもう!」という活動が一気に盛り上がりました。 南北に長い国土は海に囲まれて四季もあって、 景観も地域料理も豊富にあるからそのポテンシャルは大きいからです。 しかし気がついてみれば英語がダメ。 昨年の調査では、157カ国中150位の英語力。 世界でも有数の英語教育にお金を投じてきた国なのに、、、(汗)。 そうなると翻訳したPOPやメニュー、 さらには豪華なモノでは、 タブレットに外国語専用のソフトを入れて、 客の対応をしよう、、、というような活動が一斉に行われています。 そうして語学力を補完すれば、あとは誠心誠意のおもてなしで大丈夫! と考えたいのが日本人。 それはそれでやらないよりはやった方がいい。 今まで売れなかったのが、何割かはアップするからです。 だけどそれで十分なはずはありません。 買物、食事などで客の望むモノを選び出し、提案して、 さらに満足した買物や食事をしてもらうにはやはり語学力が必要です。 「おもてなし」はまずコミュニケーションあってこそ可能なのです。 相手のことが何もわからなくては 日本人の必殺技の「相手を気遣うおもてなし」は無力なのです。 そこで、日本にいる外国人に手伝ってもらおうとなるわけです。 今や全国の主要空港から百貨店、ホテル、旅館、コンビニまで 日本在住の外国人の従業員が働いています。 そうした流れに合わせて私たちの仕事内容も徐々に変化してきました。 昨年までは、 「外国人観光客対応」というようなセミナーや研修に呼ばれることが多かったのですが、 今年に入ってからは、 日本全国各地で働く「外国人従業員」への研修が急増しています。 オーダーを受けた時、少々不思議でした。 例えば中国人観光客の対応のために、 地元に住む中国人の主婦が採用されて 中国人客が来る度に対応していました。 ところが、現在は、 「せっかくなので日本人客の対応もして欲しい」 と企業が方針転換をすることが多く、 外国人の従業員が日本人客の対応も兼ねる つまりマルチプレーヤーとして活躍しなければならないのが実態です。 そこで、外国人従業員に対して、 外国人にも日本人にも対応できる接客サービスの研修をして欲しい、、、 というオーダーが多くなるのです。 考えてみれば高度な要求ですね。 そこで問題になるのが給与です。 日本語しか話せない日本人スタッフの方が給与が高い、、、 というケースがほとんどだからです。 これは外部から見てもその矛盾が益々大きくなってきてるのがわかります。 「日本人向けのサービスは日本人の方がうまいから」という言い訳が虚しく聞こえます。 語学力が重視されない職場では (建前では英語中国語重視と言いつつ…:笑) 永遠に語学をマスターする人は誕生しないでしょう。 2016年くらいには、 外国人観光客の年間2000万人誘致するという目標があるようですが、 そのためには、日本に住む外国人の皆さんの多大なる協力がなければ絶対に成し得ない。 誘致活動をするにしても、HPやブログ作るにしても SNSで情報を発信するにしても、 日本に来た外国人客に全国各地で対応するにも、、、 全てのシーンで外国人に活躍してもらわなければなりません。 すぐにでも取り掛からなければならない課題は、 そうした外国人スタッフの給与の改革だと考えます。 ★レジャーサービス研究所のホームページ★
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