カテゴリ:オーディオ
![]() 毎度おなじみラジオ技術1990年5~6月号からの転載の河村先生の多重駆動スピーカの図ですが、 なぜこれが重要か? というと、この図にはいろんなことが描かれているからです。 スピーカの理想にpistonic mortion(日本語ではピストン・モーション、こちらがオリジナル?)というのがありまして、 少なくとも人間の可聴帯域(20Hz〜20kHz)ではスピーカの振動板はあたかもピストンのように動かないとスピーカとしては固有の癖のある音になるというものがあります。 まあ、この固有の癖がありとあらゆる音楽に被さるわけで、ぼくはとても気になるわけです。 一般にはこの固有の癖のある音というのは、聴いてみて気持ちが良ければ、それも良かろう。。 と許容されている向きがほとんどなのですが、 それはピストン・モーションの音を聴いたことがないからです。 べつにピストン・モーションのスピーカで聴いてみたところで、 どんなソースでも気持ちのよい音になるわけではありません。 悪いソースは悪いようにそのまま、良いソースは良いようにそのままに再生されるだけです。 しかし、ピストン・モーションスピーカというのは、河村先生のところで開発されたスピーカ以外は世の中に出ていませんので、聴いた事もない人が大多数です。 しかし、その中でもHS-400は1975以降に15,000台だか15,000組だか製造されているそうで、 今でも入手は比較的容易です。 是非、聴いてみられることをお薦めします。 たぶん天地がひっくりかえるような衝撃を受けるはずです^^; つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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貴ブログを拝見すると、
是非、聴いてみられることをお薦めします。 たぶん天地がひっくりかえるような衝撃を受けるはずです^^; とあります。話は単刀直入でないと理解されませんから、上記 単刀直入の話は良いのですが、この場合は、忠実なMIC.で録 った音を聴いて、生の音と比較した場合に、他のスピーカと較 べて、衝撃か感激を感じる訳です。それは、伏線として、 どんなソースでも気持ちのよい音になるわけではありません。 悪いソースは悪いようにそのまま、良いソースは良いように そのままに再生されるだけです。 とあるのですが、果たして、読者が、この伏線を伏線と感じて くれるかどうかが、心配です。伏線を忘れて、転地がひっくりか えるだけ読んで、覚えてしまうのではと危惧します。 (2013/02/14 05:01:47 PM)
kmsirjpさん
これはこれは、ご本人にお越しいただき光栄です。 ピストンモーションをちゃんと聴いていいただき、一体オーディオとはなんなのか、お考えいただきたいという気持ちから、この記事を書きました^^; (2013/02/14 06:16:38 PM) |
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