虫歯とは何か?と問われてまともに答えられる歯科医師はいない。せいぜい歯が細菌が出す酸で溶けたもの、と答える歯科医師は多いと思われるが、歯はコーラ程度のpH3の液に漬け込んでも1ヶ月ぐらいでは溶けて無くなったりしない。歯学部では歯はpH5.5(pH3の1/30)以下の酸で溶けると習うが、歯は意外に酸には強い。抜去歯牙をコーラに浸して数週間後に取り出して見ても、表面がちょっと柔らかくなったような気がする程度だ。ま、現実問題として数週間も口の中にコーラを含んでいられるはずがない。歯学部でも歯を酸に漬けて溶かす実験はしない。なぜなら、やってみると溶けないではないか?!疑問百出、、教授すら答えられない、レポートが書けない、卒業どころか進級できない、それどころか疑問に答えられないお前が何で教授なんだ?という事態に陥るからだ。歯が酸に溶けないというのは不都合な真実なのだ。
実は
虫歯の成因は全く解明されていない、という驚愕の事実がある。
かかりつけの歯医者がいれば、訊いてみてください。歯は酸で溶けるというが、本当か?やってみたことがあるのか?誰も答えられないはずだ。ほとんどの歯医者はやってみたことはないはずだ。やってみた歯医者がいたとしても溶けて無くなったりしなかったはずだ。
歯科医師は虫歯の真の成因すら知らず、対症療法を繰り返しているだけだ。
虫歯は電気的に腐食する金属のサビ・腐食(電食)と同じカテゴリーに属する電気化学的な現象だ。歯はHA(ハイドロキシアパタイト)というCa(カルシウム)とPO4(リン酸)とOH(水酸基)から成り立っている結晶化合物だが、ここのカルシウム(金属)から電子が奪われるとHAの結晶構造は崩壊する。これが虫歯の基本的な仕組みだ。
僕はこれを「
虫歯の電気化学説」と名付けた。
では、どうやってHAは崩壊するのか?
次回につづく