20代女性、左下6の治療経過
https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202403180001/
2010/05に治療しているがこの時の5年後には歯冠崩壊して、今は残根になってしまっている。
この子は何も考えていないので、治療しても虚しい。どうにもならなくなってから来院する。
この症例は3MIX+α-TCPによるCR充填なので根管充填ではないのではないかと思われる向きもあると思うが、露髄していなくても露髄していてもやることは同じということだ。
さらに生活歯髄切断法という歯髄を部分的に取るものでも、歯髄を根尖まで全部取るものでも、その途中まで残すのでもやることは同じだ。
3MIX+α-TCPを使えば露髄とか拔髄か何も考えることはない。生きている歯髄があれば残せるからだ。
3MIX+α-TCPは歯科医療の概念を根底から変えてしまう。
コメント欄でもお答えしたのだが、
3MIX+α-TCPを使う方法が普及すると既存の神経を取って被せるというビジネスモデルが崩壊してしまう。90%以上の歯科医師は路頭に迷うだろう。
素人さん向けにもう少し解説すると、神経は3MIX+α-TCPによって残せるのだが、歯医者はそれには見向きもせず痛くなったら神経を取るしかない、虫歯は自然治癒しないので残してはダメだという抗生物質とα-TCPのなかった100年以上前の拔髄法にこだわり続け、神経を取った歯は脆くなるので丈夫な冠で被せるしかないと自他共に思い込むしかないのです。
一番儲かるのが高価な歯冠修復物を患者に販売するところにあるからだ。
2010/05/10〜26
この頃は既成のストリップスを使っていたようだ