今日の何やっているの?シリーズ1.5
面白いのでアップするが、人工歯(作り物の歯)を使った差し歯(SK)はあるのだが、自分の折れた歯を使うというのはあまり見ないと思う。理論的には有り得ても、実際に作るとなるとハードルが高い。なぜかというと歯科医師は作ることはなく、歯科技工士に作るのは丸投げするのが通例なのだが、歯科技工士だって、そんなものは作ったことはないので、面喰らう。僕は思いつくものは自分で何でも作れるので、簡単だ。それは、僕は歯科技工士と歯科医師のダブルライセンスというよりモデラー上がりだからだ。モデラーというのはなんでもやる。なんでも一から作り上げるのだ。診療室から技工室、そして診療室へとシームレスにつながる。僕は一人でなんでもするのが当たり前なのだが、一般にはそうはいかない。歯科医師と歯科技工士は別人格なので、シームレスというわけにはいかない。やり慣れたルーティンワークしかできないのだ。一般人には何のことだか、全く理解できないと思う。こんなものが一般的ではない理由ということだ。そのルーティンワークの一つとして、神経を取って冠を作って被せるという一連のパターンががあるが、これから逸脱するということは普通の歯科医師には難しい。というか全くできない。だから、歯医者に行くと不必要に歯を削られてしまう。それがルーティンワークであり、それしかできないし、それで食べているからだ。ま、歯医者には行かない方が良い。では時系列でどうぞ技工室から口腔内