今日の歯列矯正シリーズ1.6
臨床系ブログ記事が全部吹っ飛んだので、画像はHDDをミラリングしながら残してはいるので思い出深いものから再構築しているのだが、いつ終わるやら。。重要な症例だけでもたぶん1,000症例はあると思う。新作もあるし、毎日1件アップしたとしても3年はかかる。できる前にあの世行きだろう。当時30代男性、下顎前突、骨格性ではない親父の仲の良い従兄弟の子なのでよく覚えているのだが、本人からどうにか治して欲しいと依頼があった。この子の父(親父の従兄弟)はそんなに気にしていたとは思わなかった。それならもっと早く治療させてやればよかったと後で聞いた。ま、確かにブルドック顔なので、自分でも気になると思う。骨格性ではないとはいえ、隙間もないし、大人なので2年程の時間はかかった。下顎の前歯を1本だけ抜いて歯列を整えた。スリーインサイザーと言って4本の下顎の前歯を1本間引いて隙間を作る技法はよく使われる。上顎の2〜2を煽るには拡大装置を一時的に使って隙間を作るしかないのだが、なぜか画像が残っていなかった。これが治療前2003/09/16レベリングだが、014"(おーワンフォーと呼ぶ)のTループ曲げだ。2004/04/24バイトアップしないと被蓋は改善しない。スリーインサイザーにして締めて隙間を埋めている。2006/03/25完成2006/05/13