I歯科医院の高楊枝通信。
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近未来の根管治療シリーズ78
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ここの常連さんのK氏が欲しい!と手を上げられましたので、オクは入札はあったのですが、出品を取り下げました。分解して梱包作業を始めるつもりだったのですが、最近手が萎えて力が入らず、重いものは苦しいです。足を取り付けている4mmのビスが一本折れましたが、仕方がない。シャフトアッセンブリーを裏から締め付けるナットが割れているようですので、そのままです。40年経過品ですからね。よく動作しているものだと感心します。本来の工業製品はちゃんとそのつもりで作れば何十年でも使えます。しかし多くの工業製品は10年もすれば壊れるようにしておかないと、経済が回らないという大人の事情があるのです。誰の目にも明らかな資源エネルギーの減耗時代が始まるのは2030年頃と言われていますが、どうするんですかね?一挙に工業社会は崩壊するでしょうね。。乗り切るコツはハイテク製品には手を出さないこと。ローテク製品をコツコツと修理しながら頑張ることです。
2023/07/19
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1973年製。もう50年も前の製品になるんですね。。僕の好きな機種。僕がオーディオにハマり始めた頃の製品。当時は買えるようなものではなく、ウインドウショッピングしていただけだった。当時のショップの匂いを思い出す。ワンモーターながらACサーボ付きで、オートリバース機能付きのノンストップでの長時間録音再生が可能な機種だ。オートリバースと言っても録再2ヘッドのブロックが180度回転するというSONYらしい離れ業を見せてくれる。もちろんクローズドループ・デュアルキャプスタン方式というテープ録音再生システムの最終機構だ。
2023/07/17
これは1983年頃ベース以外を購入して、その後ベースは自作したものだ。バキューム仕様でレコード盤はアルミプラッターと一体化する。負け惜しみというわけではないが、砲金よりアルミの方が音が良いというか重苦しくない音で好みだ。DCモーター駆動で、アームはSAEC の308Nが付いているが、内部配線はモガミの細い同軸に換えている。というか、このままフォノイコライザーに直結していた。これは一応動くものの、ジャンク 1円スタート ということでオクに出品する予定だ。欲しい方はコメント欄でw綺麗にしてみたので、画像を取り直した。レコードはバキュームされてプラッターと一体化している。サエクのオリジナルのスタビライザーが付いている。アルミ無垢のフレームは20mmと厚い。オリジナルのアルミダイキャスト製のフレームよりこちらの方がはるかに重い。
2023/07/16
オーディオ系の話題など面白くもないとは思いますが、時系列で書いているので仕方がないです。読み飛ばしてください。前回のつづきで、https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202307110000/内部はこんな感じで、真ん中にアルミ板を固定しデジタル系の基盤とアナログ系の基盤に分けてあり、メンテナンスしやすいように外装板が外せるようにいつものミニポール(廃盤?)を使っている。電源トランスは別府氏の製作記事ほどにはこだわってはいませんが、デジタル系、左右DAC、左右アナログと分けている。特にアナログの電源トランスと電解コンデンサーは手持ちのパワーアンプ用のものを流用しただけで、過剰品質だと思う。DACはいつものTDA1541AS1で、コンデンサーは製作記事指定のASC製のポリプロピレンを使っている。ポリプロピレンは色付けが少ない。DACには指定の重りを貼り付けているが、僕にはあってもなくても違いはわからない。うちの再生システムでは振動系の音は聴こえないようだ。どうでもいいと思う。上の基盤は左チャンネル用で、DACは左右独立の4パラになっている。IVコンバーターは前回の1号機と同じものだ。デールの抵抗、SEコンで要所を押さえている。電圧ゲインは4倍に増えているので、1号機を4倍にする改造を最近行ったのだが、見つけられない。消えてしまったのかもしれない。時間があったら調整して、シングル(1号機)と4パラ(本機)との違いを聴いてみたいと思う。アナログ系の電源コードや信号線はLC-OFCやPCOCCと言った高純度の銅線を使っている。DAIとDFは前作の1号機と同じものだ。CXD1076とバリメガモジュールによる2段PLL動作になっている。4倍オーバーサンプリングのDFのSAA7220P/Bは発熱がものすごいので、放熱器を貼り付けているがこれでも触れないほどの高温になる。大丈夫だろうか?僕は3端子レギュレータを使うことにはあまりこだわりが無いので、少なくともデジタル回路には積極的に使う。この放熱器も別の放熱器を貼り付けている。データのLRをLLとRRに変換する回路は向かって右端のIC群。当初シフト4パラにする予定だったのだが、音は変わらないという記事があったのでやらなかったのだが、シフト4パラのNOS(デジタルフィルターなし)を試した上での記事ではなかったのかもしれない。DFを省略できれば音質は最高だろうと思う。要検討課題だ。ネットで検索してみるとシフト4パラNOSの記事があった。下位機種のTDA1543(音質はTDA1451Aに比べるとかなり落ちる)だったが、良さげ。http://blog.livedoor.jp/luckypiece/archives/1674553.html次回はシフト4パラにするための回路をアップしましょうかね?手が動かんからな〜描けるかな〜?w考えてみれば20年以上DACにはご無沙汰しているようで、世の中すっかり変わりましたね。ハイレゾ、DSDは当たり前、配信サービスがメインとか、PCオーディオ、スマホでイヤホンオーディオとか、USB接続とかネットワークオーディオとか、DAIとDFとDACが一体化したりいじれるところが少なくなって、というか多くなりすぎて、自作の面白みは無くなってしまっているようです。そういうものを聴く機会があっても、ダメじゃんこれ、使えん、みたいな音ばかり。僕のメインの試聴システムは定電流駆動マルチチャンネルでDSPでのf特補正しているので、いじり始めるとDACも複数台必要とか、DSPのFPGAは小さすぎて配線を引き出すと壊しそうだとか、しおしお〜だ。。と考えると、今の若い子がアナログレコードを聴いて、ビビるのは分かる気がする。今の再生機器の音質の水準が低すぎるから。つづくかも
2023/07/11
結局、アナログかデジタルか、どっちがいいのだ?とか、CD規格の16bit/44.1kHzで十分なのか?やはり、ハイビット・ハイサンプリングの方が良いのか?と誰しも興味があると思う。そんなことより、スピーカーの良し悪しだったり、音楽ソースに元々入っている音がまともなのか、の方がより大きなファクターではあるのだが、それを考えないとしてもデジタルには音質を悪くしてしまう要素はアナログより多いと思う。それはいつか書いたと思うが、アナログの場合は信号系の部品を最小限に絞っていく方向で音質は良くなっていくが、デジタルの場合はそうもいかない。サンプリング定理によりアパーチャ効果が生じ、高音部の音量低下、歪みの増大がつきまとう。工業製品として世に出すためには、どうしても対策するしかないと思う。具体的には折り返し雑音と呼ばれる可聴帯域外の不要信号(オシロスコープで見ると階段状波形に見える)を除去するフィルターが必要になるということだが、通常オーバーサンプリングというハイサンプリングと結果的に同じ効果を得られる信号補完系のデジタルフィルターが使用されている。もちろんアナログのフィルターも併用もしくは単独使用されているが。というかアナログフィルターの種類や次数によっても音質は劣化するのだが。このデジタルフィルターをパスして試聴してみた(NOS:ノンオーバーサンプリング)ことがあったが、確かにアパーチャ効果は聞こえるが、ダイナミックでアナログ的なワクワク感のある音だった。僕的にはこれで十分満足だったが。デジタルフィルターは補完というデジタル演算処理をするDSP(デジタルシグナルプロセッシング)の一種なのだが、音質の劣化はこの演算過程で起こることがわかる。今やDSPを使わない音響機器は少ないと思うが、経験的には演算精度が30bit浮動小数点数以上でないと音が悪くて使えない。それ以下だと、聴いていると「おぉぉぉおうぇぇぇぇ〜:;(∩´﹏`∩);:」と吐きそうになるwネットで検索してみるとこのデジタルフィルターの問題を深く追求している方がいらっしゃったので、ご紹介しておきます。ここのNEXTを辿ってみてください。http://jh8seg.blog52.fc2.com/blog-entry-177.htmlそういう意味では元々デジタルフィルターで補完する必要のないハイサンプリング録音再生というのは高音質だということはわかる。これにDSPを通すと台無しになるだろうが。一方、ハイビットの方はどうだろうか?オシロスコープでの観察では1つの階段の幅がサンプリングなのだが、ビットは1つの階段の高さに相当する。これも以前書いたが、意外にビット数を減らしても音質の劣化は感じない。サーノイズ(ホワイトノイズ)が増えていくだけだ。ホワイトノイズは音楽信号とは相関関係のないランダム信号なので、人間の脳はこれを無視する(できる)のだろう。アナログかデジタルか?とか、デジタルのハイビット・ハイサンプリングはどうなんだ?の結論なんだが、アナログは接点(接続プラグや切り替えスイッチ)一つで音質は劣化するので、なるべく音質劣化のない部品を最小限使い、シンプル化に徹した機器を選ぶことが重要だ。CD規格のデジタルの音質劣化はデジタルフィルターによる数値演算の結果なので、これがないとアナログと変わんないよ?でも、高音が出なくなるよ?ということだ。ハイビットはそれほど重要ではないが、デジタルフィルターが不要となるならば、ハイサンプリングは非常に効果があるので、使うに越したことはない。というか使った方が良い。しかし、再生機器の総合的な性能によっては意味がないということも十分に考えられる。やはりわかりにくいですかね?今日の本題は前回のつづきでhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202307100000/なんだか長くなったので記事を改めますか。。つづく
僕がデジタル回路をいじり始めたのは、1976年頃に秋月電子の周波数カウンターキットを買って、分周だのシフトだのというデジタル処理の基本概念が分かってからで、VTR接続のPCM録音アダプターの早稲田大学の学生論文らしい製作記事が1978年頃のラ技に出たので、作ってみようかと部品の入手や価格を調べてみたが、当時の2ヶ月分の生活費に当たったので、断念して、アナログのテープレコーダーを極めてからにしようと思った記憶がある。1985年頃MaranzのCDプレーヤーCD-34を導入した話はしたことがあったが、音は悪かった。で、出力の2次のローパスフィルターをバイパスしたらまあまあ聴ける音になったので、そのまま使っていたが、これも機械系だかピックアップだかの不調でCDを読み込まなくなったので、1989年頃、同じMaranz ならよかろうと思ってCD-60を購入したらこれが、大外れ。どうにもならない音の悪さ。。どうにかならないか?と思っていじっていたら、当時はセラミックヒーターのハンダコテを持っていなかったので、当時高音質ということで評価の高かったTDA1541AというDAC(ディーエーコンバータIC)を壊してしまった。修理するか、と思って部品を探していたら、たまたま、ここのコメント欄でおなじみのか〜ばたさんがMJ誌の部品交換欄にそれらの関連パーツを譲りますというのを出されていたので、多量に譲ってもらった。以後これでDACを作ることになった。1986年頃の僕の部屋だ。CD-34でCDを聴けるようになった。デジタル録音アダプターPCM-501ESとVTRでデジタル録音を始めた。金田式DCマイクも作っていたと思うが画像がない。スピーカーはHS-400と同じユニットのHS-5(余ったユニットを無理やり消化するために発売されたらしい)。アナログプレーヤーはトリオのKPなんとか、カートリッジはDL-103Sだったと思うが、写っていない。P社のLDプレーヤーもある。名前は忘れたが、DACはBB社のPCM58だった。R-2R DACだったと思う。パソコンはNECの9801?だった。有限要素法とかのシミュレーションをやっていたが、遅すぎて、フリーズしとるのか、ただいま計算中なのかも分からない、丸一日放置しても画面は真っ黒なまま。。クロックも1MHzに届かない、そんな時代のものだった。今のPCの1/1000とかの能力だったと思う。あまりの遅さに我慢ならずに売却した。1990年前後はオーディオ系の雑誌にDACを自作する記事が出るようになって、僕も別府さんの記事を参考にして作ってみた。たくさん入手したSAA7220P/B、TDA1541AS1を使っているからという意味もある。これが最初の自作機で今でも使っている。音質も特に不満はない。どこかにこのシングルDACと4パラDACの試聴画像があるのでアップ予定だ。これがDACのTDA1541AS1と周辺回路I/Vコンバーター。アナログのディスクリートで空中配線。鉄の音がひどいDEALの巻線抵抗は鉄リードを落とし銅板で継いでいる。これでスッキリ鼻が通る。裏面のDAIとDFと電源DAIはCXD1076とバリメガモジュールによる2段PLLでクロック生成DFはSAA7226P/B の4倍オーバーサンプリングデジタル入力とFsの切替は手持ちの水銀リレーを使った。別府さんに74HC153をなぜ使わないの?と言われたwこれが4倍オーバーサンプリング後の20kHzの波形。階段状になっているのが分かると思う。4段の階段になっていると思う。NOS(オーバサンプリングなし)の波形は1段だけになる。次に作ったのは当地に帰って開業してからで、1994年頃のことだ。1号機と基本的には同じで、DACを4パラ化している。回路図はこれで、DAI(デジタルオーディオインターフェース)はCXD1076Pを使ったバリメガモジュールによる2段PLL回路だ。DF(デジタルフィルター)は4倍オーバーサンプリングのSAA7220P/B、DAC(デジタルアナログコンバーター)はTDA1541AS1の4パラ接続。TDA1541Aは3線のデジタル入力信号を入れると1個でLR(左右)アナログの電流出力なので、1個でLLまたはRR出力とするための入力デジタルデータを騙すためのシフト回路を入れている。LR分離回路というらしい。この辺りの技術を実際に作りながら学べば、基本的なデジタル回路は理解できるし作れるようになる。参考書にしたのはこれで、今でもデジタル回路を作るときは使っている。この一冊だけで十分で、この程度なら学校に行く必要もなく、独学で十分だと思う。アナログ回路はTDA1541Aが2mA±0.6mAの電流出力なので、出力に2mAを注入して0mA±0.6mA出力にする。この2mA辺りで温度係数が0付近にある2SK117BLによる定電流回路が設けられている。これにより以後の直流カットのためのコンデンサーを省略できる。スマートな方法だ。I/V変換回路はディスクリートで構成されており音の悪いエミッタフォロワーは使われていないところが好ましい。アナログフィルターはCfと3kΩの1次のLPFだけだが、アパーチャ効果による高音域の音量低下や歪感は気にならないレベルだ。音は作って30年になろうとしているがそれほどの不満はない。電気製品などちゃんと作れば30年とか軽く持つものだ。他のCDプレーヤーを時々聴いてみるが負けたことはない。しかし、アナログとデジタルとどっちが良いかと言われると、アナログの方が鳥肌が立つことが多いように思う。瞬時切り替えでも判別できないところまでは追い込めるのだが。オーディオというものは、なんだか一筋縄ではいかない奥の深い世界だと思う。
2023/07/10
日立 Lo-D HS-500とHS-400を使ったセンターテーブルの上にHS-400のユニットMH-35とL-205が乗っていた。小さい方がツィーターのMH-35、大きい方がウーファのL-205だ。これは河村信一郎氏の日立のスピーカ部品課(河村工房)製のユニットでこれを総合的に凌駕する性能のユニットはまだ世に出ていない。1976年に発売されて47年も経過しているのにも関わらずだ。要するにこれが現時点での世界最高レベルのスピーカーなんだが、評価されていない。それも仕方なかろう。その理由の一つはメーカー推薦の無限大バッフル設置(壁埋め込み)をして聴いている人が少ないこと。これは全てのスピーカーの動作解析は無限大バッフル中に置かれていることが前提なのだが、誰もが無視を決め込んでいる。これは大変な問題なんだが、誰も気にしていない。二つ目は世に溢れている音楽ソースが不自然なバランスで録音調整されていることだ。無限大バッフル化などそんなに難しいことではないのだが、誰もしない。これをしないと低音が出ない、キンキンしたバランスの悪い音になる。HS-400をお持ちの方は是非やって本当のHS-400の音を聴いていただきたい。音楽を録音製作する際のモニタースピーカーの音が完璧というわけではないので、これに合わせて録音調整しても虚しいというか、他のスピーカーで聴いてみてもアーティストや録音技師の意図した音になるかと言われてもその限りではない。最初からちゃんとした音楽バランスで音楽ソフトを作らないと、というか、どのような音が良いのかその基準が明確ではないと後はどうでもいいということになってしまう。モニタースピーカーにはHS-400のような正確な音を出すスピーカーを使うべきだ。向かって左のL-200は1969年発売のHS-500のウーファ(低音用)スピーカーなんだが、これももっと評価されても良いものだと思う。大きさは隣のL-205と変わらない口径20cmと呼ばれるものだが、見た目で同じなのは、振動板を支えるエッジがギャザード・エッジと呼ばれるとても巧妙な機構を持つもので河村氏の発明になるものだけだ。違うのはL-200の振動板は紙製でL-205はアルミ樹脂複合材ということ、L-200はボイスコイルの径が大きい。これは分割振動をさせないためにそれが起こりにくい場所を駆動するためだ。これは磁気回路が大きくなるという、要するにコストが嵩むというメーカーとしてはしたくないことだ。しかも内磁型の磁気回路でアルニコと呼ばれる高級マグネットのとても大きいものが使われている。ヨーク部分も磁束が漏れないように球形をしている。とてもコストのかかるが理想的なものだ。もう1つの特徴はショート・ボイスコイルで、磁気幅の中だけで±6mmの無歪みでの振動板の振幅を得ている。理想的と言われながらもショート・ボイスコイルを採用しているウーファユニットはこれ以外ではほとんどないだろう。河村先生はL-200もMH-35も広域に向かってピストン振動領域を拡大するに適したセーラーキャップと呼ばれる振動板形状を持つもので、これらを合わせて2Wayスピーカーを作れば良いものができるだろうと生前おっしゃっていた。
2023/07/08
壁の内断熱工事が終わって、壁紙も貼り終わった。しかし1年持たず。壁紙は全部剥がしてアルミ複合板で再内装することになる。https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202107250000/
架台は木製で15年経過で耐用年数を超えたので、9/3の台風被害もあって、撤去することにした。しかし平置きしていただけだったので、設置をもたもたしているうちに、翌年(去年)の台風14号で飛んだ。https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202209180000/これが15年前撤去作業は作ってくれた大工さんに頼んだ。
真空管式温水器の取水口の耐熱ポリ管も熱で緩んでお湯が漏れてくるので、フレキ管に交換した。
2023/07/07
この頃は立て続けに台風が2個接近したが、当地では9号の被害が大きかった。屋根材のアルミ複合板が南西の端の部分で3枚めくれ上がった。バケツ稲も被害を受けている。立てかけてあるだけのフェンスも倒れている。
2023/07/06
この年の7月初旬から8月半ばにかけて、ソーラーハウスの天井の断熱材やまだ断熱材を貼っていなかった部分に貼る作業をしていた。この頃風呂の壁以外の断熱材貼りの作業は終わったと思う。天井はアルミ箔仕上げの25mm*130枚、壁は35mm*100枚以上だ。特に天井は表面の印刷剥がしから始めないといけない、いつ終わるともしれない気が遠くなる作業だった。この頃はコロナ騒動の真っ只中だったので、消毒用アルコールも不足していた。そこで焼酎をさらに2回蒸留して、消毒液として使える濃度に高めたものが発売されていた。飲用不可とは書いてはあるが、メタノールは混ぜてはいないので、飲める。素晴らしい酒だったw壁は壁紙で仕上げたのだが、糊付きのものは断熱材には付きが悪く、1〜2年しか持たなかったので、仕方なく全部剥がしてアルミ複合板を貼り直すことになった。機械室の天井を貼るついでにレールライトを外に延長した。天窓のキューポラの内張はアルミ箔だ。この部分のライトはレトロ感のあるLEDライトにした。ポリブデン管も真空管式太陽熱温水器の沸騰に近い温度に耐えられず穴が空いたので、フレキ管に換えた。今の所これでトラブルは発生していない。この頃はまた、本宅の温水器の減圧弁が故障して、交換作業をしていた。井戸水を使うとミネラルが多いので、配管機器の故障は多いのかもしれない。単に中国製の安物だった所為かもしれないが。
2023/07/05
前回のつづきでhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202306300001/山下達郎の「RIDE ON TIME」も最新リマスター盤が出ているということで聴いてみた。出だしのベースは音が良い。「究極のHS-400マルチドライブアンプ」で聴いてみた。音というものは不思議なもので、日によってはあまり良くない音だと感じたり、今日はすごくいいな、、と感じたりする。機械の周囲の温度や湿度や電源に乗ってくるノイズや環境に溢れている電磁波などによっても違ってくるのかもしれないし、聴く方のメンタルや体調の問題だったりするのかもしれない。これもどこかに書いたかもしれないのだが、40年以上も前の話だが、弟が亡くなって、それまで1年位かけて構築した信じられないくらい良い音が実現していたHS-400を中心とする自作アンプシステムを自宅での葬式のために一時的に撤去していたものをつなぎなおしたが(音源の切り替えスイッチとボリューム以外はフォノカートリッジからスピーカーまで半田付けして音が悪くなる原因の1つであるコネクター等の接点を一掃していた)、元の音はもう出なかった。弟と一緒に逝ってしまったとしか思えなかった。今でもまだこんな良い音に出会っていない。またこんな経験もある。自作したアンプ等を試聴する時の音源はマランツのCD-34というCDプレーヤーを導入した1985年まではLPレコードだったのだが、アンプを構成する抵抗やコンデンサー、トランジスターなどのパーツを交換したときの音質の変化がCDの音源で試聴するとLPでの時と比べてとても少ないということに驚いたことがある。それまでは抵抗一本変えただけのみならず、ケーブル交換やハンダ付けをやり変えただけでもはっきり違いが判ったのだが、CD音源では判らないことが多くなった。これはなぜなのか?、僕なりの解釈なのだが、システムの系としての直線性が良くないと歪みを発生させるのだが、別の系(部品など)の直線性(歪み)が別の歪みとしてシステムの系に被さって強調されるのではないか?と考えている。つまりLPレコード音源の方が直線性が良くないから音質の違いがよく分かるというものだ。別の意見としてCDは16bitなのでアナログの無限大bitに比べると諧調が少ないので、音質の違いが判らないのではないか?という意見もあるかと思うが、それはないという実験をしたことがある。アナログ音源を16bitから8bitまで1bitづつ落として比較試聴したところ、どのbitも音質上の違いはなかった。耳をスピーカーに近づけて聴くと低ビットになればなるほどホワイトノイズは増えるが、音質の劣化は感じなかった。こう考えると巷で話題のハイビット・ハイサンプリング音源も本当に高音質なのか?という疑問は湧くだろうと思う。少なくともハイビットの方は16bitもあれば十分で24〜bitなど必要ないだろうということは分かる。ではハイサンプリングの方はどうなのか?というとこれは必要だろうとは思っている。サンプリングの定理と言って、サンプリング周波数の半分までは音を録音再生できるが、同時にサンプリング周波数を鏡に見立てるとその周波数の反対側の高い方にも鏡に映したような音が発生する。それは聞こえない高さの音ではあるが、ノイズではあるので、LPF(ローパスフィルター)でカットしないと20kHz以下の可聴帯域の音楽信号にビートダウンという形で影響を与える。オーバーサンプリングフィルターなしでCDを聴いてみると高音の音量は下がって低音は相対的によく出るように感じる。そして高音領域では歪みが目立つようになる。しかしアナログの帰還型LPFの音は非常に悪く、(GIC型のLPFは音質劣化は少ないが)これを外すだけで信じられないほど音質は改善する。ハイサンプリングにするとそれだけ軽いLPFで良くなるし、これも音質劣化の原因になるオーバーサンプリングデジタルフィルターも不要になっていくからだ。ちょっと横道に逸れてしまった。一般的な話だが、CD(デジタル)とLPレコード(アナログ)の音質を比べるとどちらが良いと感じるか?というと多分LPレコードだろうと思う。これはさっき述べたようにCDには音質劣化を招くLPFをその機構上省くわけにはいかないが、LPの再生機器にはそれは不要だと言っても良いからだ。技術的な側面からいうとデジタルにはそれなりの音質劣化の要因が意外に多い。アナログには部品点数を減らす方向で音質を改善していけるが、デジタルではそうもいかないということだ。
2023/07/03
山下達郎の1982年リリースのアルバム「FOR YOU」がLP用にミックスダウンからやり直した最新リマスター盤が出たので、CDとともにLPを買って聴いてみた。LPは初回スタンパーでの重量盤だ。で、音は、、僕に言わせればCDもLPもクロストーク以外は同じ。これだけ制作・再生プロセスが違うのによく似た音がするよな〜と感心するのだが。音楽性はと言うとLPの勝ち!wLPレコードはその音溝のトレース機構の問題で左右の音が混ざる。それをクロストークというのだが、音を聴いてみると音像がはっきりせずぼんやりした感じになる。それは逆にいうと「まろやか」とか「ふんわり」と言った評価になるのかもしれない。逆相成分は多く発生するので、音場の拡がり感はある。それを音楽性と言ったことに感じるのかもしれない。僕が再生音の良し悪しを判定する時、何を基準にしているかというと音の鮮度、立ち上がりの鋭さを見ている。これは制作・再生機器のプロセスが複雑になる程、音の鮮度は落ちるし、立ち上がりの鋭さは鈍ってくるからだ。その観点からこのLPにはそういう問題は微塵も感じない。P.S. このところ達郎氏もジャニー氏擁護がらみで叩かれていますね。ま、楽曲提供とか仕事上の付き合いはあるわけですからね。。
2023/06/30
コメント(2)
この時のつづきhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202305280001/以前回路図をアップするお約束をしていたので、今夜は僕が無帰還で高ゲインのアンプにハマっていた頃に開発したフォノイコライザーをご紹介したい。1980年前後のことだった。こんな記事に興味がある人なんて世界中を見渡してもごく少数だろうし、ほとんどの方には回路図なんか見せられて解説されても意味不明だろうwここでは半導体は初段は2SK170/2SJ74のコンプリメンタリー差動アンプだが、いくつか試した中ではもっとも良かった。もっと良いものがあるかもしれないが廃品種の嵐だろう。現在入手可能な製品はなんだろう?上下の差動アンプがお互いに定電流源となりS/Nも音の安定性も良くなるシンプルな回路だ。この段は電流をなるべく絞ってピンチオフ電圧に近い直線性の良い部分を使う。入力信号は小さいので歪みは少ない。ただしGmは小さくなるので、Rdを27kΩと大きくしている。f特は良くなくても無帰還だし、トータルではロールオフになるので問題はない。2段目は2SD756E/2SB716Eを使っているがこれは音が冷たい印象であまり関心しなかった。お好みの品種でよいと思う。2SC1775AE/2SA872AEとかでも電源電圧をもう少し下げれば使えると思う。ゼナーダイオード+FETの定電流回路を基準電圧とした無帰還の定電圧回路を挿入すれば良い。特性は似ているのに音は後者の方が良い。前者は音楽信号を入れると良くないので、レギュレータ、レベルシフトなどに使える。この2段目でRIAAカーブを作っている。この段の出力インピーダンスは50kΩなのでSE15000pFと低域のロールオフを形成している。電流帰還だけでトータルのNFBは排している。出力インピーダンスは高いので3段目のバッファは必要になる。ドリフトは気になるのでシンプルにCで直流カットしているが、昔はポリプロピレンCは入手困難だったのでポリカーボネートCを使っていたが、ポリプロピレンの方が音は良い。音はフラットで無帰還らしい音離れの良さと情報量の多さと雑味のない分解能の良さを兼ね備えている。MCカートリッジを直結できて高ゲインのしかも信じられない程シンプルな故に音の良い回路なのでご興味のある方はお試しあれ!パワーアンプはフラットアンプ無しでゲインは50倍の設定で十分なトータルゲインを得られる。
2023/06/19
このラジカセはSONY のCF-1200という型番で1970年頃の製品だと思う。最初期のラジカセには違いない。小型の縦型の割にはズシリと重い。これがSONYのCFシリーズの最初の製品のようだ。1200というのがなんとなくキリが良くない番号なので調べてみると輸出仕様はCF-200だった。さらに調べると輸出仕様にCF-100というのがあって、これは日本国内では発売されなかったようだ。もし発売されていたとすればCF-1100になっていたのだろう。ebayで拾った画像
2023/06/11
この頃は天井に断熱材を貼ったり、壁紙を壁面の断熱材の上に貼ったりしていた。天井の断熱材は外断熱用のt:25mmのアルミ箔が貼ってあるものだったのだが、表面に印刷してあるロゴがうるさかったので、シンナーで剥がす作業が辛かった。130枚程はあったからだ。元々は外装板で隠れるので問題にならないのだが、想定外の使用方法を採ると思いがけない辛い作業が待っていることがある。カタログではロゴはなかったのだが、いざ発注してみるととんでもなかった。
2023/06/10
またこの頃から、ソーラー発電システムの自動化を考えていたようだ。バッテリー容量が貧弱(コスト面で)なので、バッテリーが干上がらないように注意する必要がある。というのは、うちのソーラー発電システムは、十分な大きさのバッテリーに昼間の電力を蓄え、それを夜使うという発想はしていない。バッテリーは最小限の100Ah12Vが2直列だ。これは略一定の電圧に保つという意味のバッファーとして使うからだ。貯めて使うとなると数十倍の容量のバッテリーが必要になり。鉛バッテリーにするならコストやメンテナンス性の他に置く場所の確保に困り、重たくて持ち運べないということになる。必然的にリチウムイオンバッテリーになるしかなく、リチウムは資源量の問題やリサイクル法が確立されていない(化学活性が高いので多分困難)などの問題が山積している。多分電気自動車もリチウムイオンを使わざるを得ないとなると、全てのガソリン車を電気自動車に置換するというのは不可能だろう。 多分10%程度と見積もられていたと思う。全ガソリン車の電気自動車化を推し進めても資源エネルギーの無駄使いで終わるという可能性が高い。ナトリウムイオン系のバッテリーが実用化されれば多少の自動車の延命は図れるとは思うが、潔く自動車は諦めるという選択肢は常に考えておく必要はある。そういう意味で、うちのソーラー発電システムでも、消費電流が発電電流を一定時間(バッテリー容量の10%減)上回ったら、潔く使わない(電源を落とす)という選択肢を取る。どうしても必要なら商用電源に切り替えるという自動制御システムが必要になるということだ。今はメーターを見ながら手動で切り替えているのだが、自動制御とするのなら電子的にコントロールできる切り替えスイッチとして半導体リレーの実装の研究をする必要があった。これはトライアックを使ったものだが、フォトMOSリレーというものもある。
2023/06/08
この頃は直列型充電コントローラと振動板取り付け治具の製作を並行して行っていたようだ。充電コントローラはブレッドボード上では動いていたが、これではいつ線が抜けて壊れるかわからない。スルーホール基盤上に組み込んだ。ギチギチの高密度手配線だw
2023/06/07
この頃は安いお掃除ロボットが自宅やクリニックでは使えない(散らかりすぎて)というので、ソーラーハウスに集まってきて、時々ウロウロしている。最近バッテリーを換えた。本箱が欲しいので作ったりしている。
開業から20年以上経過して、タービン、モーターが修理不能になった。仕方がないので、外部設置式を新たに作った。モリタ製のタービンを愛用しているので、タービンホースや取り付けアタッチメントは歯科材料店に依頼すれば交換部品として入手できる。それをお中華製の機械に移植する。難しくはない。4 穴ラボ タービン、歯科用 2 ウェイ ラボ タービン¥6,516アマゾンでも売っている。薬液も任意のものが使えて衛生的だ。パッキンは自作する必要があった。
この頃はバイノーラル録音用のマイクロフォンを作っていた。WM-61Aというパナソニック製のエレクトレットマイクロフォンカプセルだ。以前もソニーのワンポイントマイクロフォンECM-99のマイクロフォンと交換して好結果を得たことがあった。https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/201211150002/ベースになるのはELECOMのイヤホンだが、大きさがマッチングするものならなんでも良いだろう。コードが平たいものの方が絡まらなくて良いと思う。内部のスピーカーを取り除き、コードに傷を付けないように慎重に穴を開ける。ちょうど良い大きさまでリーマーで拡大して、マイクロフォンカプセルを試適する。あとは端子にハンダつけして、組み立てるだけだ。
とりあえずブレッドボード上で試作したので、PVモジュールと並列型充電コントローラの間にリレーを挿入して、動作確認した。ま、なんとかなっているようだったので、次回はちゃんとした(?)基盤に実装するつもり。回路構成はウインドウコンパレータの上限で動き始めるリングカウンターと下限を検知して動き始めるリングカウンターの出力をRSラッチで選択してリレーをON/OFFするという感じだ。ジョンソンカウンターの入出力の数の関係で、PVモジュールは10ストリングまでのコントロールだ。
直列型充電コントローラーの概略だが、ウインドウ・コンパレータで並列制御電流の下限と上限を設定し、下回ったらPVモジュールをONし、上回ったらOFFするという単純なものだ。どの順序でON/OFFするかというのは2つのジョンソンカウンターの出たとこ勝負でランダムに変わる。僕はロシアンルーレット制御回路と呼んでいる。平均的にどのPVモジュールもリレーも使うという意味では長寿命化を図れるメリットがある。クロック周波数は1Hzで、超低速で動いているのが見た目でわかるので面白い。これはリレーのスイッチング速度は遅い方が寿命が長くなるからだ。詳しくはここを参照https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202110290003/ブレッドボード上で試作中5000円で買った40年前の16chのロジアナが大活躍だ。これがないとデジタル回路の開発はできないと思う。当時はいくらだったのだろうか?100万円とかしたのだと思う。今はPCベースのものが安く手に入る。リレードライバー5パラ駆動している。PVモジュールをON/OFFするリレー。車用?
2023/06/06
僕はマルチ人間というのか、同じことをやり続けるのも飽きるので、なんか興味が出たら即やってみる癖がある。宇宙はプラズマで満ちているという話を聞いたので、普通の電球を使ってプラズマボールを作ってみた。いつものバイク屋さんに行って点火プラグ用のイグニッションコイルをぶんどってきて、NE555など手持ちの部品で交流高電圧を発生させ電球内の希ガスを励起させプラズマを発生させた。
2023/06/05
夏のぴーかん照りになると並列型バッテリー充電コントローラーが燃える。火災の危険性があるので、つーか燃えているし。いやMOS-FETが燃えるだけならいいのだけれど、バッテリーが過充電で爆発する恐れがある。直列型制御回路と言っても並列型の制御電流が多くなりすぎるとソーラーパネル(PVモジュール)をリレーで切り、少なくなると接続するというだけのON/OFF回路だ。
この頃愛知県の某放送局に「HS-10000を探せ」という企画が持ち上がって、遠くから#10000(10000番:HS-10000)の取材と試聴をしに多数お客さんが来られた。オーディオマニアと呼ばれる方だと思う。1978年頃の製品で、なぜか4組しか生産命令が出なかったそうだ。もっと気長に受注生産を受けていれば、世界の音楽、オーディオ界は大きく進化していたはずなのだが残念だ。
2023/06/04
この正月休みを使って、L-301とMH-35を使った2wayスピーカーを作ろうとしていた。実はこの組み合わせは当初HITACHI内でHS-1500として企画されていたものだそうだ。ところが役員の面前でのプレゼン時にMH-35がとんでしまい。企画は流れてしまったそうだ。この組み合わせが本物のHS-1500なのだが、ここではHS-1500改と呼ぶことにする。製品版のHS-1500は3wayだった。ウーファ:L-301、ミッドレンジ:M-60、ツィーター:H-35Hの3way だ。この製品版は固有の音色の癖があり、それだけ聴けばこんなものかと思うが、400番、10000番等と比べると聴くに耐えない。その理由としてはツィーターのH-35Hが狭帯域であることと、ディバイディングフィルターが順次二分式ではないことが考えられる。HS-1500改はL-301とMH-35なので、M-60は使用しておらず、H-35Hは撤去してある。チャンネルデバイダーは大先生の遺品のデジタルチャンデバminiDSP 2×4DHを使用して、パワーアンプは大先生に作って差し上げた定電流駆動アンプ4台をコンパクトに1台に組み込んだものを使用した2way定電流マルチアンプだ。このminiDSPはI/V変換と思われるOPアンプ(NJM4560?)の出力にDCカット用についているアルミ電解コンデンサーが極端に音を悪くしている。これはポリプロピレン・コンデンサーに換装している。最低でもこれだけはした方が良い。OPアンプをOPA627に換装しているローランドのAP-700改には負けているが、かなり良い音だと思う。L-301は大先生が測定した結果を参考にして測定用のB&Kのマイクロフォンで測りながら微調整した。参考設定値をアップしておく。L-301の補正後のf特同補正特性MH-35の補正後のf特同補正特性L-301はユニットとしては-6dB/oct.の高域下がりのf特で、MH-35は-6dB/oct.の低域下がりのf特なので、それぞれ-6dB/oct.のLPFとHPFを通して逆相接続にすると、-12dB/oct・逆相接続クロスオーバー時の理論通りのフラットなf特になる。以下が総合f特で、30Hz〜20kHzが信じられないほどフラットになる。
2023/06/03
子供に手伝ってもらって、新規に6枚のPVモジュールを屋根上に挙げて、屋内に配線を引き込みブレーカーを増設した。2枚直列の3系統だ。新規に並列型制御MOS-FETアレイを作り始めた。
2023/06/02
日本製の真空管式太陽熱温水器の性能が良すぎる所為か、湯の出口の耐熱ポリ管が溶けてお湯が吹き出す。ポリブデン管はどうかな?と思って交換してみたが、耐熱ポリ管よりもダメだった。結局金属製のフレキ管にして今に至る。
2023/06/01
なぜ僕が1970年前後のラジカセやラジオのコレクション、特にSONYとパナソニックの製品をコレクションしているかというと、この頃のラジオやラジカセが僕のオーディオ歴の始まりだったからだ。ラジカセからステレオ録音機、カセットデンスケの生録へとつながっていった。それからHS-400に出会い、いきなり自作オーディオ派になって今に至る。大先生にこのことを話すと、怪訝な顔をされて「・・わからん。。」とおっしゃったw別にイイけど。。w
この頃、クリニックからソーラーハウスまでの50mをWiFIの10mWしかないGHz帯の電波を超指向性のアンテナで送受信して、プロバイダー代を節約しようと実験していた。下り6Mbps、上り1Mbps程度しかなく通信速度はしょぼいのだが、なんとかないよりはましという状況だ。
MILES DAVIS 「 Kind of Blue 」SME Records SRCS 9701 1959年録音HS-400の保護ネット?網?を外してみたら、鮮烈サウンドになったので、久しぶりに上記CDを聴いてみた。すごいとしか言いようがない。ま、言わずもがななんだろうが、高音質なだけではなく、演奏がすごい。この時代はマルチトラック録音ではないのだろうと思う。マイクロフォン2〜3本の一発録り。1970年代に入り、多チャンネルミキサーやマルチトラックレコーダーを使うようになって音質は落ちた。それは当然だろう。信号系に色々パーツが入ると音は曇っていくばかりだ。
2023/05/31
昔はHS-400を聴くときは保護ネットは使っていなかったので、ふと思い立って外してみた。やはりベールを一枚剥がしたような開放感がある。beforeafter大先生の部屋のHS-400も保護ネットを外すことにした。後戻りできませんね。。超絶クリアーー!と
2023/05/29
僕が作った振動板共振周波数測定器とか大先生関連機材の展示用の棚を作って設置した。結局大先生はこれらのハイテク測定器群wを使いこなせなかったらしい。だから一緒にしましょう!って言い続けたのに。。
この頃にはホールの断熱材貼りは終わっている。やはりコンクリート剥き出しでは冷暖房が効かない。コンクリートは水分を含んでいるので比熱が大きく熱しにくく冷めにくい。ある意味年間を通して一定の温度を保ちやすいというか、外部の急激な温度変化には追従しない。数日かけて外気温になるが、やはり冷暖房は欲しくなる。
大先生の部屋の化粧が終わって、大先生の遺品も届いて、それらを部屋に展示しようとしている。ソーラーハウスは将来的には「河村スピーカ記念館」になる。ホールの断熱材貼りも同時進行。ホールの断熱材貼り直列制御を入れていないので、時々燃えるw。制御能力を増すために、もう1台作るつもりだ。大先生の遺品僕の部屋(電子系作業スペース)のHS-400は稼動中だ。僕が持っていた昔のフォノカートリッジを聴いてみた。当時と同じ印象だ。DENON DL-103、同103S、Daynavector KARAT 23R、同17D
ソーラー発電でプリウスが充電できるか実験中。ぴーかんに晴れていればOKなんだが、曇ると一瞬で屋内のバッテリーが上がる。プリウスのバッテリーと屋内バッテリーの容量差があり過ぎるからだ。大先生の部屋の壁紙を貼っている。
2023/05/28
各部屋には断熱材を貼ったあと、壁紙を貼った。壁に棚も設置している。部屋らしくなってきた。発電・充電状況をモニターする装置を取り付けた。やはりバッテリーを長持ちさせるには必要だろう。ソーラーパネルの充放電モニターを設置した。大先生の部屋
フライス盤に慣れようと思って、切削の練習をしていた。まずアーバーの固定方法からして知らなかった。マニュアルがないというのもあるのだろうが、さすがに指導者がいないということは恐ろしいものだ。僕は歯科技工操作以外は完全に独学なので、できなことはなかろうとは思うが。HS-400はデジタルチャンネルデバイダーのローランドのAP-700を使ってマルチチャンネルの定電流ドライブしていたのだが、オリジナルのAP-700の音質が良くない。音質の悪さの1番の原因は回路図で言う所の破線で囲んだところ、2次のLPF(ローパスフィルター)だ。帰還型フィルターはなぜか音が悪い。改造は破線部分をショートカットして、I/V変換のNE5534をOPA627のデュアルオペアンプ化したものに換装する。OP2604でも音質は良くなるがオフセットが大きいのが難点だ。直流カットのキャパシターが欠かせない。GIC型のフィルターは音質が劣化しないのでそのまま使う。ここのOPアンプはNE5534が良い。これが帰還型2次LPFのショートカットオリジナルのNE5534OPA2604OPA627×2 音質は良いというか、クセがない。L-205の定電流駆動時のイコライザー特性MH-35のイコライザー特性現時点でこれ以上の音質はないと思う。HS-400フリークの栗山さんのMJの記事。例のTOAのモニタースピーカーはHS-400の系譜だ。寒いので内断熱の工事を始めることにして電子系作業部屋から手持ちのt:35mmのミラフォームを使って工事を始めた。これだけで暖かさが驚くほど改善したので、他の部屋も含めて外に面している壁は内断熱化することにした。この頃 BEHRINGER SRC2496とSONY DVP-SR20Bを導入している。安いが音は良い。
結局、超高精度発振器は完成したので換装した。真空管式太陽熱温水器は日本製とお中華製の2種類を試してみることにした。2台を交互に切り替える電磁弁を設置している。最初に日本製は組み立てて、次に中華製だ。結局お中華製の温水タンクが漏水して使えなくなった。これはある日台風の時風に煽られて側溝に落ちてしまい損傷したのだろう。値段を考えても十分な性能を持っていると思う。今のところ日本製だけでなんとかなっている。太陽熱温水器はガス電気代の大きな節約になるので、資源エネルギー枯渇対策としては非常に有効だ。同時に井戸水のフィルターの設置もしている。配管部品図温冷水屋内外配管井戸水フィルターは4並列でないと十分な流量が得られない。
これはクリニックの話なんだが、エアコンプレッサーが故障して交換するしかないということになったが、業者に頼むと60万円の提示だったので、自分で設置することにした。これだと20万円ですむ。うちみたいな保険の売り上げが県平均の70%しかない「削らない歯医者」としてはこうやって経費を削減するしかない。歯医者に行って削らない治療をしてください!ということがどんなに馬鹿げたことか、削らない治療をすると標榜することがどんなにあり得ないことなのかわかると思う。エアコンプレッサーがなんなのかすら知らない歯医者はいくらでもいる。ましてや自分で交換とか考えたこともないのだから。よいしょ、、!!人間てアホやw 高精度発振子は小さすぎるSSOPだ。DIPと比べるとわかる。足の間隔は0.65mmだったか。空中配線するけどw
時計は24進カウンターに苦労して、オリジナル回路では上手くいかなくて、ネット上にあった高知工大生の卒論を参考にさせていただいた。お礼を言いたい。ま、とりあえずできたので、屋根上に放置していた真空管式太陽熱温水器の設置を始めた。これから冬に入るので、屋外の作業は辛い思い出がある。23が00になって成功!ブレッドボード上で動いたので、そのままケースに組み入れた。DIP型ICとは言え、30個とかを空中配線で作るとか我ながら異常な世界だと思う。この後、超高精度クロックに交換するのだが、次回に画像があるだろうか。ソーラーと商用電源切り替え時に誤動作するので意味がないのだがw真空管ユニットがミイラ化している。仮配管してみている。
この時期は何を思ったのか、屋根のアルミ複合板貼り、2SK3711 16パラの大型並列制御型充電コントローラ、TTL ICのみで構成するディスクリートデジタル時計の製作を並行して行っていた。時系列でアップします。こうやって自分の過去の画像を見ていると、ま、病気や、、と思うwオレの歯科治療も同じやな。。オリジナル性の高いことを一人でハイスピードでやる。誰もできんはずだわ。。つーか、そもそも理解できんやろ。。いい加減にせんとな。手持ちの貫通型の放熱器にファンを付けてその上には16組の制御用MOS-FETやメタルクラッドの抵抗器が並ぶ。これは時計として基本になる60進カウンター。時計とは60秒カウントして桁上がりして1分なり1時間になるからだ。10進カウンターと6進カウンターを組み合わせて作る。これが24進カウンター。10進カウンターと3進カウンターを組み合わせて作る。残りは棟の部分だけだ。なぜか空中配線ばかりだ。普通は誰もしないし、できないのだが、CRでのスーパーテクニックに通じるところがある。つか、同じや。。1MHzを10分周を7回行って1秒を作る。高精度の水晶発振器を使えば非常に正確な時計ができる。屋根は完成これが1秒生成回路10分周7セグメントの表示用LEDをそのドライバーに直接空中配線で組み上げたところ。これが基本的な表示部になる。2組みで秒、分、時を表示する。側面にもファンを付けないとフアンだ。しょーもな。。60進回路を組み合わせたところ1台完成。もう1台作る予定。早速60秒カウントしてみた。大型の並列型充電コントローラーを組み込んだので、市販の直列型充電コントローラーは撤去する。全て自作に置き換える予定。
この頃は並列制御型の充電コントローラーを増設していたようだ。YAMAHA B-2の放熱器を利用して、2SK3711を6パラを6台。結局これでも足りなくて大幅に増やすことになるんだが。並行して屋根上にアルミ複合板を張り詰める作業をしている。雨漏り対策が主だったと思うが、この上に太陽熱温水器を設置することになる。母校に行く機会があって、行ったらおしゃれな建物になっていて、なんだか変な気分だった。中身が変わっているとも思えんがw
無影灯のハロゲン球が切れたので、似たようなLED球を買って接点端子を短く加工して取り付けた。一番下のが元々付いていたハロゲン球。生産終了していた。在庫があったが、医療用のためか1.5万円もしたので作ることにした。それが真ん中。まあまあwフライス盤のアーバーと呼ばれる先端(エンドミル)の取り付け部分角を落としているウルトラセブンのカプセル怪獣。名前は忘れた。。これはラドンれすエレキング
これはYAMAHA TC-800GL とYAMAHA HP-2 どちらも70年代中期の製品だ。どちらもイタリアのデザイナー マリオ・ベリーニのデザインだ。工業デザインとしても素晴らしいと思う。こちらは愛用の1980年製のSONY TC-D5M と 2010年頃製造のPCM-M10だ。どちらも音は悪くないが、デザインは上記に比べると見劣りするwバッフル裏にバッフルの制振を兼ねてMJ誌を収納した。フライス盤は初めて使うので、先端チップ(エンドミル)をいろいろ取り寄せて使い方の研究をした。フライスのZ軸の垂直度の調整中この頃、大先生のためにベッドを買った。ソファーベッドだけど。。
大先生の部屋を整備している。大先生に来ていただいて一緒にスピーカの開発をするつもりだったのだが、とうとう来られることもなく、翌年2018/08/15に亡くなられた。フライス盤は設置したので、これから稼働し始めることになる。
畑にジャガイモを植えてみたのだが。。どうだろうか?エアコン室外機、2台設置した。結局偉そうなことをいうわりにはしょぼい業者に見切りをつけて自分で設置している。電気工事士免許は持っているので問題はない。位相差顕微鏡をゲットしたエアコン室内機を設置している。もちろん3.4mの天井高なので、一人では怖かった。。w今でも使っている70〜80年代の機械。SONY TC-D5M、YAMAHA YHD-1、現在の機械の方が音が良いのか?と言われると残念ながらそうではない。ちゃんとしたテスト環境を持たない開発メーカーが多すぎるのだろう。音が変なのばかりでがっかりする。特にスピーカーが悲惨だ。変な音のスピーカーで試聴しても変な音の機械しかできないだろう。せめてHS-400(無限大バッフル化は必須だが)を標準試聴機にすれば世の中の音響機器の音質はグッと改善するはずだ。ジャガイモ!勝手口?のドア周りの化粧フライス盤の切削片が飛ばないようにカーテンを設置長女の重曹うがいだけで虫歯がどうなるのか?の実証実験。3年でダイアグノデント値が80から30に下がった。beforeafter
早速アナログレコードを聴けるようにフォノイコライザーアンプを調整中だ。1987年に作ったもののようだが、回路自体は1977年頃には完成していた。回路は2段増幅でMCカートリッジを直結できる高ゲインのもので、局部帰還しか使っていない音の良いものだ。回路図は見つかったらアップしよう。ススムの抵抗と双信電機のSEコンを空中配線で組み立てている高音質バージョンだ。ま、プレート抵抗が言われているほどは音が良いとも思えないが、当時としてはベストだった。SEコンは今でもこれを凌駕するものはないように思う。親父が入院したので口腔ケア用のポータブルユニットを自作した。コンプレッサーの音がうるさいwこの頃からお中華製フライス盤を使おうと切子(切削片)の回収機を自作したが、面倒なのであまり使わなかった。大先生の部屋はエアコンを付けて壁紙を貼る前