北方領土対策根室地域本部北方領土対策室からのお知らせです。
根室市から4つのグループに分かれて1別海町、2標津町、3羅臼町、4中標津町へ向かった団員たち。今回は標津町での受入の様子をご紹介します。
※1根室市での受入の様子はこちらから
※2別海町での受入の様子はこちらから
6月14日(金)に標津町入りした17名の団員たちは、標津町内のホテルで翌日からのプログラムの準備などをして過ごしました。
○6月15日(土)
まずはじめにポー川史跡自然公園を視察しました。
施設内では、説明員から標津町の歴史や文化、昔の生活の様子などを説明され、団員たちは真剣に耳を傾けていました。
○ポー川史跡自然公園視察の様子
視察後は、標津町文化ホールに移動し、日本の食文化体験としてそば打ちを行いました。
一生懸命、力を合わせてそば打ちを行い、自分たちで打ったそばを試食するなど、日本の食文化を楽しく体験しました。
そば打ち体験後は、大人と子供に別れて大人は「豊かな人生をおくるために~余暇の過ごし方~」といったテーマで意見交換会を行い、子供はプールで水泳体験を行いました。
○そば打ち体験の様子
○6月16日(日)
始めに「標津サーモンパーク」を視察した団員たちは、施設内にある大水槽に展示されているサケや、施設内で飼育されているチョウザメ、ドクターフィッシュ等の様々な生き物たちに興味津々でした。
○サーモンパーク視察の様子
サーモンパークを視察後、標津町内の川北地区に移動し、「川北生涯学習センター・川北体育館」で地域住民の皆さんと住民交流会を行いました。
住民交流会では、地域住民の皆さんと一緒に大きな輪を作り、「キラリ音頭」を踊ったり、美味しい食事を食べながら会話するなどとても有意義な時間を過ごされたようです。また、団員のみならず地域住民の方々にとっても、ロシア人団員との交流はとてもよい思い出となったことでしょう。
○住民交流会(川北地区))の様子
住民交流会を終え、団員たちは、この日の最後のプログラムとなる図書館の視察のため、標津町内にある図書館に移動しました。
図書館では、館内の視察の他、標津町の児童による絵本の読み聞かせが行なわれるなど、子ども同士のとても思い出深い交流となったようでした。
また、視察の最後には、絵本をプレゼントされ、団員たちにとっては一生の宝物となったことでしょう。
○児童による読み聞かせの様子(図書館)
6月17日(月)の朝、標津町を出発し、根室市へ向かう団員たち。短い滞在期間ではありましたが、標津町の歴史や文化、さらに標津町民の温かさに触れることができ、標津町の素晴らしさを体感したことでしょう。
次回は、羅臼町での受入の様子を掲載します。是非ご覧ください。