カテゴリ:ソーシャルイノベーション
本日は、みなさまにお願いのブログです。
『保育所にかかわる国基準の堅持・向上を求める緊急アピール』に賛同の声をあげていただきたいのです。 マドレボニータの会員でもあり、保育園を考える親の会でも活動されているイノシシさんに教えていただき、 NPO法人マドレボニータも、団体として、そして個人としても、賛同の声をあげています。 保育園という場所は、すべての子どもたちの育ちを支える大事な大事なインフラです。 が、現在、保育をする部屋の面積や、子どもあたりの保育士の人数などについての、 国の最低基準を廃止し、その基準を地方自治体に委ねることが、政府で検討されているのです。 ここで議論されているのは、自治体の基準ではなく、国の基準、 これは、最低も最低の基準なのです。 ここが、あまり知られていないところだと思うのですが、 自治体によっては、国の最低基準を上回る厳しい基準を設けているところもあれば、 最低基準ギリギリの基準を設定しているところもあります。 いまでも、こうした地域格差はあるのですが、 もし、もしも、この国の最低基準が撤廃されてしまったら・・・・・、 自治体によっては、いままであった最低基準を下回る基準を設定するところも出てくるかもしれません。 つまり、地域格差は、いままで以上に開いてしまうことになります。 「地方分権」「待機児童の解消」という“隠れ蓑”のウラで、 詰め込み保育や、保育士さんたちの過労を招きかねない、 とイノシシさん。 地方分権や待機児童の解消は大切なテーマですが、基準を下げることは、 こうしたテーマの解決にはつながらないと、私も思います。 ぜひ、こちらのQ&Aにぜひ目を通してみてください。 こども環境学会、日本保育学会、全国社会福祉協議会(全国保育協議会・全国保育士会)、全国保育団体連絡会など、 専門家や現場からも、次々に緊急アピールが行われています。 でも、こうしたアピールは、専門家だけでなく、 当事者からも、声を出していかなければなりません。 まずは、こちらの「保育所にかかわる国基準の堅持・向上を求める緊急アピール」賛同のお願いの文書を読んでいただき、 賛同してくださるかたは、イノシシさんのブログにあるフォームを使って賛同を表明してください。 (すみません、このフォームがなぜか楽天ブログではリンクできなかったので・・・) 会としては、11月中旬までに数百名の賛同を集めたいと考えているそうです。 ぜひ、個人でも団体でも、賛同するかたは、どうぞよろしくお願いいたします!! (文責:吉岡マコ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.11.12 01:10:11
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