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カテゴリ:進学情報
今日は「桐光学園中学・高等学校」の説明会にうかがってきました。もう十年以上も通い続けているでしょうか、私にとっては定点観測のような説明会参加です。この学校の様子から、私立の中学や高校の今の姿が垣間見えてくる、といった様子です。
![]() 中学入試の偏差値は80%合格ラインで、四谷大塚のものが男女ともSS52、首都圏模試のものが男子SS60、女子SS56となっています。高校入試の推薦の基準値は5教科が25/25で、単願、併願の制度はありません。2月の入試は当日の入試の得点だけで合否が決まります。 今春の大学合格実績は以下のようになっています。東大/5名、東工大/4名、一橋大/4名、横国大/18名、東京学芸大/8名、その他の国公立大を合わせて国公立大に進学したもの150名。そのうち現役が85名。早稲田/139名、慶応/69名、上智/57名、MARCH+理科大/707名。高校は1学年が15クラスで生徒数が600名弱の大規模校ですが、ほぼ5名に1名が国公立大に進学しています。 大規模校ですが、先生の専任率が高いこともあって、放課後講習などの学習指導が手厚く準備されています。何よりも学校全体をしっかりとした「理念」が支配している印象があり、そのもとをたどっていくと現理事長先生の考えなのだろう、ということがわかります。 私学の学校というのは、やはり学校を動かしているものが何なのか、というところが最も重要だと思っています。宗教系の学校であればその宗派の理念と言うことになるのでしょうか。こうした個人の方が設立された学校では、「今この学校を動かしているものは何なのか」ということを親はしっかりと見るべきでしょう。 今日もいただいてきましたが、大学の先生をよばれて学校で授業をおこなう、13歳からの大学授業をまとめた本。この本はお薦めです。アマゾンなどでも買うことができます。高校生で現代国語のチカラをつけたい生徒は是非とも読んでみましょう。 「こころ」とのつきあい方 1,680円 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.06.21 15:08:51
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