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カテゴリ:スピリチュアル(精神世界)
「人生とは何か」「世界とは何か」「観念とは何か」というテーマで、これまでブログをまとめてきましたが、今回は「悟り」というテーマを見ていきたいと思います。そして、悟り繋がりで「さとり世代」について書いていきます。
悟りを求めているのなら「価値判断、分別、決定しないこと」、悟りを求めているのなら、この言葉が重要な言葉になります。
すべての観念を解放し、価値判断、分別、決定しないことが「赦し」です。悟れば、この世界での遊び方もわかる、と言われています。それは、「何もまったく問題がない今ここ」を生きることです。
思考は、止めようとしないことです。思考を止めようと躍起になれば、思考に意識を向けることになり、思考はますます強化されます。
思考を止めようとせず、否定もせず、受け入れもせず、ただ真実を観るだけです。
思考を生きるとは、過去を生きることであり、幻想を生きることです。分析や価値判断は過去を生きることなのです。
思考を見守る世界から解放されるためには、「その思っている誰か」「その考えている誰か」を見守り続けることです。
見守るとは、拒否せず、否定せず、また受け入れもせず、ただ放っておくことです。それは、追いかけ続けることではありません。
思考を流れるまま、あるがままにさせておくことです。
それは、雲が青空を流れていくようなものです。雲を追いかけず、ただ青空を観ていること、雲が横切っても、それに捕らわれないことです。
「さとり世代」とは何か話は変わって、ここからは「悟り」繋がりで「さとり世代」について見ていきたいと思います。
さとり世代とは、1980年代後半〜2000年代初頭にかけて生まれた世代で、育ってきた環境が不景気だったことから、社会の現実を「悟っている世代」だそうです。さとり世代の特徴として、大きな目標や夢などのために行動するのではなく、現実的に必要最低限の生活を求める傾向があります。さとり世代の育ってきた時代的背景には、
・バブル崩壊(1993年頃) ・阪神淡路大震災・地下鉄サリン事件(1995年) ・9.11アメリカ同時多発テロ(2001年) ・リーマンショック(2009年) ・東日本大震災(2011年)
などがあります。言い方を変えれば、さとり世代とは平成に育った世代なのです。「平成の反映世代」とも言えるかもしれません。そして、さとり世代の「さとり」とは、「さとり=わかっている」というニュアンスが強いと思います。では、彼らは何が「わかっている」のでしょうか。
これは、子どもの頃に見た「大人達の姿のこと(世界の姿のこと)」がわかっている、のだと私は思います。戦争はいけないことだ、と学校では教えられているのに、テロや事件が世界では起こっていたり、大きな自然災害は起こるものであったり、経済の破綻も起こるものであったり、そういったことを見てきた影響が出ているのだと思います。
さとり世代は、「自分の好きなことや趣味に関することにお金などを出費をしやすい」という特徴があるそうです。これは違う見方をすれば、「ネガティブなものは放っておいて、自分の好きなことに集中する」と言えるかもしれまん。
その意味では、さとり世代とは「何もまったく問題がない今ここを生きている世代」という側面を持っているのかもしれません。時代背景にネガティブなものがあると、その分、反作用として自分の内側に入っていけるのかもしれませんね。
それでは読んでいただき、ありがとうございました。
【参考文献】 ・さとり世代とは?ゆとり世代との違いや特徴、指導方法などについて徹底解説・“それ”は在る ある御方と探求者の対話 [ ヘルメス・J・シャンブ ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/03/04 07:30:07 AM
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