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創生陸玖の『Learning Journey』

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2023/03/06
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テーマ:哲学・思想(190)
カテゴリ:学びまとめ

今回は、二つのある言葉について考えていきたいと思います。その言葉とは、「万物は流転する」「我思う、ゆえに我あり」という二つです。

 

万物は流転する

「万物は流転する」とは、古代の哲学者ヘラクレイトスの考えです。これは「川も人も物も、この世界は絶えず変化している」ということです。

 

万物には「変化」というメカニズムがあります。昨日入った川と、今日入った川は違います。「人は同じ川に2度入ることはできない」と、ヘラクレイトスは言うのです。

 

「昨日の川と今日の川は違う」ということは、川に実体はありません。川というのは、「その流れゆく状態」ということなのです。

 

たとえば、川をすくってみても、水をすくっているだけであり、川をすくっているとはなりません。つまり、川は「実体」としてあるのではなく、「状態」としてあるのです。

 

「『私』は、道そのものにいる」

 

人間も川と同じで、常に流れています。ようするに、人間は実体ではなく、状態です。昨日のあなたと、今日のあなたは違います。

 

人間は、「体」「精神」「エネルギー(命)」の3つが連携しています。その連携した状態を人間と呼んでいるのです。そして、この3つが連携しているところに、「私」という機能・感覚が浮かび上がっているのです。

 

我思うゆえに我あり

「我思うゆえに我あり」

 

これは哲学者のデカルトが表現したものです。たとえ世界の真理を解明したとしても、「そんなこと言ったって、すべては夢かもしれないじゃないか、マトリックスみたいに」と言われてしまったら、言い返す言葉がありません。

 

なので、デカルトさんは、「これだけは絶対に確かといえる原理を探そう!」と思いました。そして、見つけたのが「我思うゆえに我あり」です。

 

まず意図的に疑います。「この世は夢かもしれない、あのマトリックスみたいにアダプターみたいなのが繋がっていて……」と疑っていくと、すべてが疑わしくなります。

 

しかし、ただ一つ疑うことができないものが残ります。それは、「疑っている自分」、この自分の意識の存在です。「夢かもしれない」と疑ってみても、最後まで自分の意識は残るのです。

 

デカルトは、「意識の存在」は疑いようがないことを発見します。それはもう400年前の出来事です。(デカルトは、1596年~1650年を生きた17世紀のフランスの哲学者です)

 

・万物には変化というメカニズムがあること

・意識の存在は疑いようがないこと

 

この2つが「絶対にある」と言えることだと思います。それが私たちの地球や宇宙のルールということなのでしょう。

 

 

それでは読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

【参考文献】

・雲黒斎の『うんちャンネル』

・哲学用語図鑑 [ 田中正人(グラフィックデザイナー) ]

・“それ”は在る ある御方と探求者の対話 [ ヘルメス・J・シャンブ ]

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Last updated  2023/03/06 07:30:06 AM
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