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創生陸玖の『Learning Journey』

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2023/03/07
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「ワンネス」という言葉を聞いたことがありますか? 私は、この言葉をスピリチュアル系の本を読んで知りました。けれどもこれまでは、いまいち腹落ちしないところがありました。ということで、今回はこの「ワンネス」という言葉を、段々と理解してきたので、このブログでまとめたいと思います。

 

ワンネスとは何か?

ワンネス(Oneness)とは、すべてのもの、考え、感情、すべてが繋がっているということです。「すべては一つである」ということです。それは、すべては同じ源のエネルギーからできていて、互いに影響を与えながら存在しています。

 

そもそも私たちの正体は「命」です。大概の人は「命の持ち主が私」と思っていますが、そうではありません。つまり、「私の命」ではなく「私は命」です。

 

「命を所有している」「命を使っている」ということではありません。巨大な命の中のここ(自分)だけを、限定した現れの「私だ」という定義が生まれているだけなのです。

 

命は、現れたり消えたりするものではなく、常に存在するものです。たえず姿を変え続けて存在することしか、命はできません。ようするに、身体に命が入ったり出たりしているのではなく、この巨大な空間がそのまま命です。そして、その巨大な命の中に、私たちの個々の身体が現れてきています。

 

「この空間=命」と考えてみると、「誰の命」とは言えません。命は個々が動かしているのではないのです。

 

空間はどこまでも繋がっています。たとえ地球がなくなったとしても、空間がなくなることはありません。人類の中で「空間がない」ということを発見した人はいないのです。ですから、空間という命は消えてなくなることがないのです。

 

命の中にすべての現れの変化があります。私たちの正体は、命の側なのです。

 

「永遠の相の下」と「集合的無意識」

17世紀の哲学者、スピノザは「永遠の相の下」という表現をしています。これは、「自分の行動は自分の意志によるものではない」という人間に自由な意志はないと考えたものです。

 

人間は神の一部なので、神の考えのもとに動いています。そして私たちはそのことに気づいていません。すべての状況も自分の意志でそうなったのではなく、行動の原因が複雑で、自分ではわかりにくくなっているだけです。身に起きていることは自然現象の一部であり、永遠の中の1コマにすぎないのです。これがスピノザの「永遠の相の下に万物を認識する」という言葉です。

 

スピノザから時代が進むと、フロイトやユングなどの人物が登場します。

 

デカルトの「我思う、ゆえに我あり」以降、自我とは自分の意識のことであり、意識は理性でコントロールできるというのが哲学の常識でした。

 

しかし、フロイトは人の行動の大部分は理性でコントロールできない無意識に支配されていると考えました。さらにユングは、人間には個人の経験による無意識のもっと奥底に、全人類に共通した集合的無意識(普遍的無意識)があるのではないかと考えました。人間の行動は無意識に支配され、「無意識にしてしまう」「無意識に避けてしまう」など、私たちは気づいたら社会の一部となっているのです。

 

宇宙の存在すべてが命なのか

このように哲学者の言葉にも、私たちは「全体の一部」だという考えがあるようです。私たちは、個々で命を所有しているのではなく、全体の命の一部なのです。

 

すると、地球の存在、太陽の存在、月の存在も、すべて私たちの命の一部です。つまりは、宇宙の存在すべてが命と言えるのかもしれませんね。「ワンネス」という考え方を、あなたはどう思いますか?

 

 

それでは読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

【参考】

・「すべて=ひとつ」? ワンネスとは? ~『宇宙ルール』解体分析その③~(2021年12月2日記事)

・雲黒斎の『うんちャンネル』

・Naokiman Show











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Last updated  2023/03/07 07:30:08 AM
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