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さかまたつみ
みなさんこんばんは、ようやく待ちに待った夜が来ました。今日も無事夜を迎えられたことを喜びつつ、今歩いている土地やこれから向かう場所、そこで見聞きしたことや思い浮かべたことあれこれを綴っていきたいと思っています。
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亀有駅の南側にあるリリオ壱番館は、1996年4月に竣工していたようです。ぼくが初めて亀有を訪れた時にはまだこの施設はなかったように思うのだけれど、今となっては当時の面影を思い出すのは困難です。この飲食店をはじめとした多くの業態の商店を絡めとったこの施設を初めて偵察しに伺った時からこれから訪れる酒場はあったと思われるのです。この施設の成り立ちが駅前再開発に当たって、在来の商店がここと先般お邪魔したもつ焼店の収容される弐番館の2つの複合ビルに押し込まれたのであろうことは想像されるのでした。念のためにその由来を確認しようとネットで検索してみたりしたのですが、そこで判明したのは、そうしたこの施設の歴史はほんのわずかであって、数年前に放映されたアド街で1位となったことだけは有益かどうかは分からぬけれど、まあこの酒場を訪れた際の話題として覚えておいても損はなさそうだということだけだったのでした。さて、このこちら壱番館の場合、大概の飲食店は地下に追い遣られたようです。追い遣られると書くと、飲食店の方たちが望まぬ選択を迫られたかのような書きぶりとなりますが、当時、店主たちがどう思ったのかは分からぬからこの言葉に深い意味はないとお考えいただきたいのです。でも仮に追い遣られたというネガティヴな印象の言葉が真実であったとしても、すでに20年以上を経過した今となっては正解だったのではないかと思うのです。
「味処 三京」は、それが正しいかどうかは未確認ではあるけれど、このビルがオープンした当初から営業していたように思うのです。まあ、アド街に出てくる位だからきっとそれは間違いなさそうであります。この地下の飲食店街の店舗のいくつかには以前お邪魔しているけれど、どうしてここは見過ごしてしまっていたのだろうか。と書いたそばから前言を撤回させていただくが、メモを確認したところ過去にもお邪魔していたらしい。ならばこの報告は取り下げようかとも思わぬでもないが、すでに長々とした文章をつづってしまったからにはこのまま継続することにします。ということで、地元の馴染らしい方たちで騒がしい店内に入ってみたのであるけれど、客の入りは必ずしも良いとは言えぬけれど、先の馴染み客たちは店が閉店するまでは呑み続けてやるぞという勢いを感じさせるのであります。毎晩ではなかろうが、週一程度の頻度で長々とそして着実にキープしたボトルの焼酎を減らしていく常連がどれだけいるかが店の方にとっては重要なのだろうと思うのです。ぼくらのようなここに来ていることすら忘れてしまうような尻軽な客というのは大した儲けには繋がらないのだろうと思うのです。昔ながらの居酒屋らしい堅実ではあるけれど、代わり映えのしない肴、そうした肴が当たり前にあることの幸福を今のぼくはまだ十分には理解していないけれど、それでもたまに摘まみたいと思ったエイヒレやら砂肝焼きがごく当然のようにして当たり前にあるのが、嬉しかったことは間違いないのです。特に旨いとかいうこともないし、珍しい品でもないけれど、酒呑みにはそれでちょうどいいのです。そんな軽めの肴でのろのろもたもたと馬鹿話をしていられる酒場があるのはいいことです。列をなしてさっさと呑んで食って立ち去ってくれや、というような酒場もあるしそれもそれで酒場で呑む気分を昂じてくれることもあるけれど、時には時間に追われず愚図愚図呑むのも捨てがたいのでした。
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Last updated
2019/08/23 08:30:07 AM
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