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カテゴリ:東北地方
すでに酒場篇では通過してしまっている大河原ですが、実は喫茶目当てで訪れていたのでした。大河原町から柴田町まで植えられた白石川堤の桜並木は、一目千本桜として名所となっているようでありますが、小学生の頃までは親に連れられての旅行やドライブによく付き合っていて、主に東北を中心とした観光地やら行楽地に連れられたものですが、不思議とこちらにお邪魔したという記憶はありません。角館や弘前など東北といえども仙台からは遠隔の桜の名所にも行った記憶があるのになぜ最寄りのここに来ていなかったのだろう。いや単に記憶にないだけでやはり来ているのかもしれません。しかし、当時は車での移動が専らだったので町を丹念に歩くなんてことはまずなかったから、今こうして町をぶらぶら歩いてみて初めて大河原を知るに至ったのかもしれません。
![]() 駅前の通りを進み、白石川を渡す尾形橋を渡るのですが、地味な商店街が続くばかりです。この様子だと事前調べの喫茶は全滅かと思ったら、「珈琲&酒房 やまざき」がやってました。表からは店内で灯る照明が見えるばかりですが、少し迷ったけれど、ここは見なかったことにしてその先にある目当てのお店を目指すことにしました。そこがやってなければ戻ってくればいいだけの話です。 ![]() ![]() ![]() でも「珈琲 カンテラ」、普通に営業していましたね。外観が期待させるほどのシックさこそないけれど、落ち着いたムードでこれだったら文句のつけようはありません。そそる外観のお店は内観に過度な期待を抱いてしまいがちですが、その辺はさすがに慣れもあって逆に見掛け倒しに過ぎぬと自らを律することができるようになったのは、もしかすると喫茶に対する慣れとか情熱が衰弱してきたということだとすれば、まずいです。カンフル剤として近いうちに強烈な印象をもたらしてくれる喫茶に行ったほうが良いかもしれません。駅前には、「珈琲苑」が閑散としたショッピングモール風の建物に見えました。営業していましたが、どうも気乗りがしない外観です。でもネットで見ると案外悪くなさそう。ダメな外観で内観は抜群というパターンにはまだまだ経験が不足しているようです。 さて、ここで、ようやく目的地の仙台に到着しました。その足で慌てて仙台駅からそう遠くないお店に向かったのですが、それは今回のピカ一のお店となったので、次回に送ります。ちなみに実家に向かう路線バスの車中からは、可愛らしくてまた訪ねたいと思っていた「コーヒーショップ どんぐり」やまだ入れていない「珈琲家」が12月29日の夕方にも営業しているのが見えました。参考までに。 ![]() ![]() さて、翌日は「仙台国際ホテル コーヒーハウス」で同行してもらったS氏と待ち合せです。S氏には実家に泊まってもらっても構わないと思っているのですが、やはり他人の家はどうしても気兼ねしてしまうもののようです。それにしても仙台でも格式の高いと思われるホテルのコーヒーラウンジで待合わせとは、気取ってると思われるかもしれません。でもけして気取ったわけじゃなくてホテルの喫茶室ってのは年中無休でやっていてくれるし、ネットで見た内観がとても魅力的に思えたので一度訪れたかったのでした。実際、内装の派手さはなかなかのもので、見所も多いのですが、ロビーから丸見えなので、わざわざ高いお金を出してまでお邪魔するのが惜しくなったのでした。なんという貧乏性。次に来る時はケチ臭いことはせずに是非ゆっくりとお茶をしたいと思います(と言っておきます)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020/02/02 08:30:07 AM
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