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カテゴリ:葛飾区
青砥って酒場巡りを始めたばかりの頃に良く通った町ってこと、先般も書いたっけかなあ。当時、駅周辺はごちゃごちゃしていて、何かすごい発見がありそうだと期待に胸を膨らませて(いかにも大袈裟)訪れたものです。それが勘違いであることにはすぐに気付かされました。ごちゃごちゃしているところは今もそんなには変わらないけれど、入り組んだ小路にいくら足を踏み入れようとそこにはこれといってぼくの期待を満足させるほどのものもなく、そのうちパッタリと訪れなくなったのです。そんなに愚痴るのなら来て欲しくないとお思いの地元の方ももしかしたらこれを読んでるかもしれぬから下手なことは言えないけれど、もしかするとまだ見落としている酒場もあるんじゃないかと期待してしまうのです。しかし、これと言って気になる酒場が美亜田ぬなあと思ううちに駅から結構離れてしまったようです。余り駅から遠ざかるのも帰りが面倒だ、などと思索に耽りつつ歩いていると、ちょっと古びてはいるけれどでもそこまで惹かれるわけではない、だけど妙に気掛かりな酒場があったのでした。
気掛かりといか気になったのは、駅そばの「居酒屋 仲よし 青戸店」との比較からです。というのがこれからお邪魔しようとしているのが「小料理 仲よし」なのです。もしかするとそんなに奇を衒った店名なわけじゃあないんですけど、そこらで石を投げて当たり前にぶつかるものではありません。ぼくもメモでは小村井、府中で「仲よし」に入っていますが、どれもまったく趣が異なって今います。青砥駅前のは長期の休業中のようで確認できていませんが雰囲気が違っているように思われます。この2店は何某かのご縁があったりするんでしょうか。店に入る前はそうしたことを考えていたのですが、入ってしまうとそんな疑問は瞬く間に消え去ったのでした。カウンター5席、小上がりに2卓程度のごくありふれた店内で、ちょい窮屈目の造りがコロナ対策のアクリル板でさらに狭く感じられます。まあ、こんな状況下だから仕方ないですよね。お通しは玉子豆腐に板わさなのかなあ。枝豆にはんぺんフライを頼んだんだっけか。まだお邪魔してからそんなに経っていないのにほとんど記憶に留まっていないのです。ご夫婦で店をやっておられるようで、こんな時期一見客は警戒・敬遠、酷い場合にはお断りされるものですが、至って暖かく迎え入れてくれて、狭いながらものんびりと開放感を感じつつ過ごさせてもらえました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021/11/29 09:30:06 AM
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