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カテゴリ:葛飾区
先日の亀有のハシゴ呑みの続きになります。せんべろお姉さんの紹介されていた2軒のお店にお邪魔したのですが、その2軒目でちょっとした事件に遭遇しました。というのがそこのトイレが店の通用口を出た階段の奥にあるのですが、手早く小用を済ませた後に事件は発生しました。なんて書くととても大事が生じたかの印象を与えかねませんが、そう大した事ではなかったのです。端的には便所の排水が不調で何かが詰まって流れなかったので、グイグイと水位が上がってしまったのでした。ね、実にくだらないです。でも店の方にそれがぼくが引き起こしたものと誤解をされてしまったら酷いことになります。もし小用ではなく大用だったらその時間の掛かり次第ではぼくに冤罪が降りかかったとしてちっとも不思議ではなかっただろうと思うのです。うっかり誤解を招くような行為をしてしまうと、それが世間に向けて公表されてしまいかねない程度にはテクノロジーは進歩したようです。ぼくも保身のために身に付けられるようなデジタルカメラでを購入しようかと本気で思ったことが何度もあるのです。毎日電車通勤している人でチカンの冤罪をかけけられることを気にしたことのない人はまずいないんじゃないでしょうか。でも結局はまあ何とかなるだろうし、さすがに自分の小用の様子を自身が加害者ではないことを証明するためであってもそう簡単に提示するのもどうかと思うのです。って何故に先の酒場のことを別の酒場について書こうとしているかというと、当のお店の方が万が一にも先の記事中にこの出来事をご覧になるったとしたら余りいい気分はしないだろうなと思ったまでのことです。しかもその際の店主の応対はとても感じが良くて悪い事を言うつもりなんか毛頭ないのですけど。でも何にせよ商売をするって大変なことですねえ。
と身も蓋もないことを書きつつ、ずっと亀有に来るたびに認知しつつも、なぜか足を向けることのなかった「居酒屋 一の花」にようやくお邪魔する機会を得たのでした。まあどうってこともないっちゃそれまでですが、こういうオーソドックスかつ渋い居酒屋に入るのが以前よりずっと貴重な機会に思えるようになりました。有名酒場にもちょいちょい浮気はするけれど、どうもリラックスできないんですね。どこにでもありそうでありながらやはりその店でしかないっていう程度の存在感があればちゃんと楽しめるものなのですね。こちらは小上がりに渋い座椅子が設置されていて、座敷席だと足腰の辛いぼくにでもそれなら耐えられそうです。思えば幼い頃には父親が座椅子にもたれて枝豆にビールでナイターを眺めているのがとても羨ましいと思っていたのですが、今の住処にはそもそも畳すら敷かれていないのです。であればこうした小上がりで当時の気持ちを思い返してみるのもありだったのかもしれないけれど、今思えば迷うことなく椅子席を選択していました。もし次にこうした座椅子付きの小上がりに遭遇したら迷わずそちらを選ぶことにしようかな。それにしてもお客さんの入りがイマイチですねえ。先の2軒もそうでしたが、各酒場ともに収容定員のせいぜい1、2割程度の入りでは厳しかろうに。最近は都心の酒場は結構な繁盛ぶりになったように感じられますが、さすがに都心とは呼べぬ亀有ではまだまだ苦戦が強いられているということか。まあねえ、都心で仕事を終えた客がメインなんだろうからまだ時間が早いのかもしれないですねえ,さて、こちらのお店はベテランというにはお若い夫婦(?)でやっておられるようで、もしかすると先代から店を継いだのかもしれないですねえ。酒も肴もそれなりに揃ってはいますが、やはお高めの価格設定となっています。物価高騰の折ということもあるのでしょうが、この値段では現役勤め人のぼくでも厳しいのだから、案外店の客層の主流となるかもしれぬ年金世代の人たちはかなりキツいんじゃないだろうか。ぼくの根拠脆弱な予想では、今後10年もしないうちに未だとかなり安いと思えるような価格設定に舵を切らなければ生き残りは難しいように思えます。家で呑めば安く済むところをわざわざ外で呑むほどの魅力って最終的には人恋しさを満たしてくれたり、逆に孤独に浸れたりといった環境に尽きると思えるわけで、つまりは安さと環境を両立させられる店が生き残るんじゃないか。だとすればこちらは環境は整っているのだからあとはお値頃感への対応ができればずっとやっていけるんじゃないかななんてことを考えたりするのですが、現実は難しいんでしょうかね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022/12/26 08:30:07 AM
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