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カテゴリ:ご馳走
前回は、ミョウガ焼き(こちらの地方では「けんびき焼き」といいます)について書かせてもらいましたが、今回は柏餅(こちらの地方では「しば餅」といいます)について書きたいと思います。
我が家では六月になると、山でカシワの葉っぱを採ってきて作ります。 五月の下旬頃にはカシワの葉が大きくなりますが、六月に入ってからの方が葉が厚くなり柏餅を包むのに適しています。 カシワの木は、ある場所が限られていて、どこにでもというわけにはいきません。幸い工房に行く途中の山には良いカシワの木があって、そこでだいたいは調達しています。 カシワの葉っぱを採る時の必需品は「高枝切りバサミ」これが無いと虫の食べていない、少し大きめの葉っぱを採ることは難しくなります。 綺麗な良い葉っぱは、かなり高い所に多くありますから・・・ 私も美味しいものをただ食べるのではなくて、かなり奥さんには協力しているという事もお知らせしておきます 我が家のしば餅とけんびき焼きのあんこは、前の年の秋に母が畑で収穫した小豆を使って、うちの奥さんが作る手づくりの「こしあん」です。 スーパーなどで売っているものとは違って、程よい甘さと、蒸したての時のカシワの葉っぱの独特の香りがなんとも言えず、本当に自慢になりますが最高です この時期、仕事の合間の休憩に冷えた麦茶と蒸したての柏餅があると日本人に生まれてよかったなぁとつくづく思うおじさんでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/06/11 09:04:29 PM
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