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カテゴリ:川遊び
この時期、有漢川に魚釣りに出かけると、特に家族から「いい年をして川遊びをしている」と、とかく非難の対象となります。 世間的にも平日の午後、川に釣りに行くなどということは仕事をしていない・・・という風に見られて片身の狭いものです しかしオジサンは、ただ単に「川遊び」に出かけているのではなく、自分達に身近な「有漢川」というものを通して自然と人間の関係に目を向けているのです ホントかなぁ・・・という疑問の声も聴こえてくるようですが・・・ ここはブログでもたびたび登場する「カンナン淵」 今から三年ほど前から、毎年この時期から夏の終わりごろまで、時々この場所に来て「川遊び」をします。 キッカケは娘の夏休みの自由研究で、「有漢川の生き物」を調べた事からでした。 毎年同じ場所に来て、同じ魚や水中生物・貝など探してみると、だいたいその年の川の環境というものが分かります。
今回は、まだ水が冷たいので魚も、多くの水生生物も捕まえられませんが・・・ これから気温が高くなってきたら、水に入って採取したいと思っています。 とりあえず今回は、「釣り」をしたいと考えているので、魚のエサとなる「瀬虫」「川むし」を見つけることから始めました。 この虫は正式には、トビゲラ・ヘビトンボの仲間だと思われます。 流れの急な岩場に、へばりつくように生息していて、この虫の大きさで魚釣りの時期が大体分かります。 川の水が汚れると数が激減するので水質の目安となります。 今年は、数といい大きさといい例年になく良いと言えそうです。 水生昆虫には綺麗な水に住む物、汚い水に住む物といろいろです。 水質を調べる為に、30種類の水生昆虫を指標生物と呼んで、綺麗な水、少し汚い水、汚い水、大変汚い水という風に四段階に分けて調査しているようです。 しかし残念な事に、こういうものがどのように調べられて、公表されているのか・・・全く知りません。
裁判員制度ではありませんが、普通の人が、普通の感覚で分かりやすく発表してくれるというものがないものかお役所仕事ではない身近な川の情報を期待しているのですが・・・ 上の写真は、今回釣れたオイカワ20匹ぐらいでしょうか全部で・・・ 「カンナン淵」高梁方面を見たところ、一番奥に見える辺りの木の枝にカワセミが良くとまっています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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