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おじなみの日記

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2020年07月18日
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カテゴリ:フォーク
シングル曲でもアルバムタイトル曲でもないのですが、
急にアナログ盤の音でじっくりと聴きたくなる曲です。





「若草山」
作詞・作曲 山崎ハコさん  編曲 福井峻さん

7分40秒近くある長尺の楽曲です。
山崎ハコさんにとって「若草山」は何か特別な想いがある場所なのだろうか…。
1982年発売のアルバム「幻想旅行 II」のB面3曲目に収録されています。
コンサートでは生で聴いた事はなく、一度ライブで聴いてみたい曲の中の1曲です。

この曲を演奏しているミュージシャン
Drums            長倉徹さん
E Bass      後藤次利さん
E Guter         芳野藤丸さん
F Guter             安田裕美さん
Keyboards         渋井博さん
Percussions       佐藤康和さん
和太鼓     堅田啓輝さん
能管      望月太八さん
大皮(大鼓)           林あきらさん

2コーラス目まではしっとりとした和フォークの世界に浸っていると
間奏でいきなり能の世界が広がります。
能管は横笛の一種ですが篠笛とは、また違う響きです。
迫力ある演奏で胸が締め付けられる感覚になる。
そして3コーラス終わるとアウトロは一転、ハコさんの突き抜けるようなスキャットと
激しいロックな演奏です。

歌詞は38年前に初めて聴いた時に解釈したつもりだった物とは今ではまったく違うものに
なっています。
心細い孤独の不安と少しの強さで心の底で何かを決めようとする…。
「♪ 若草山が見えてきます… あなたはいったい誰なのですか」

この曲を発表する4年前の1978年に山崎ハコさんは「若草山に」というタイトルの
短い詩を書いています。
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 「若草山に」  (エッセイ集「真夜中に太陽が見たい」より)

若草山につれてって
あそこに寝ころんで空を見たい
誰に言えばいいのかな
若草山に連れていって

ずっと前に行った時
あそこの山は枯れ木色
焼かれた後だったんだ
きみどり色のあの山が見たい
誰に言えばいいのかな

言う人いないから言えるんだ
若草山に連れてって

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この詩が楽曲「若草山」の元になっていると思います。
1978年1月に発行された山崎ハコさんのエッセイ集「真夜中に太陽が見たい」に収録されてる
詩やエッセイは10代の頃に何度も読んだ。
あの頃、山崎ハコさんの言葉の何に引っかかって入り込んでたのか覚えていない。
でもあれからずっと山崎ハコさんの歌は聴き続けています。











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最終更新日  2020年07月18日 23時15分44秒


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