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おじなみの日記

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2020年08月10日
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カテゴリ:フォーク
山崎ハコさんの14枚目のアルバム。
アナログ盤の帯にも書いてある通りに、このアルバムはほとんどの曲が演奏とハコさんのボーカルの
同時録音です。
このアルバムも発売当時、かなり聴き込んだアルバムなので久々に通して聴くといろいろその頃の事とか
思い出す。





A面
1曲目「祭りの女」      編曲 青木望さん
2曲目「He Who Me」      編曲 安田裕美さん
3曲目「一人静」       編曲 森一美さん
4曲目「私の部屋」      編曲 森一美さん
5曲目「いいことないけど」  編曲 篠原信彦さん


B面
1曲目「一人の旅」      編曲 篠原信彦さん・青木望さん
2曲目「海のA」        編曲 篠原信彦さん
3曲目「にらめっこ」     編曲 安田裕美さん
4曲目「光る夢」       編曲 青木望さん

全曲 作詞・作曲 山崎ハコさん

1曲目の「祭りの女」はハコさんの得意とする中の一つ、和フォークの名曲の中の1曲です。
篠笛とオーボエの音が強烈に印象に残るイントロでハコさんの世界に一瞬で入り込めます。
この曲は「私以外の人が歌ってくれないかなぁ」と今でも思ってる曲だそうです。

「祭りの女」のしっとりした世界に浸っていると次の「He Who Me」で8ビートのロックナンバーが
始まります。
この頃までのハコさんのロック系の楽曲はほとんどシャッフルのブギーナンバーが多いのですが、
安田裕美さんの斬新なアレンジも素晴らしく歌詞の世界にばっちりハマったアレンジです。

3曲目「一人静」は日本全土に広く分布して咲く花の名前。
ハコさんは「二人静という歌が流行った時「一人静」もあるのに…と思ったほど
秘かに世に知らせようとした花の名前です」と後に書いています。

ハコさんの植物の名前のタイトルシリーズの中でも自分の中でかなり上位に入る好きな曲です。
「稲の花」「てっせん子守唄」「ベンジャミン・パラダイス」「くちなし」「ききょうの花」
「さくら」「桜」「ひまわり」・・・などあります。
他に花や植物関連のタイトルは、「ムラサキの花」「三つの花」「花枕」「白い花」「未来の花」
「五月の薔薇」「桜の日」「さくらんぼ」・・・など。

4曲目「私の部屋」も凄く好きな曲です。
誰でも一度は経験するような事をさりげなく歌ってる曲です。
ハコさんの柔らかく優しい楽曲は名曲だらけです。

5曲目「いいことないけど」はミディアムテンポのロックナンバー。
「道を探せ」のロック版のような印象もある楽曲です。
この曲も「♪いいことないけど〜」の部分は多くの人のコーラスが入ります。
「♪道をさが〜せ」のコーラスを思い出す。(中島みゆきさんも参加しているコーラスです)


B面1曲目「一人の旅」もハコさんの優しく力強いバラード曲です。

2曲目「海のA」は少し重くDARKな音のブルージーナンバー。
「♪ 元気でと 言われた時 うつ向いて顔を隠した
  泣き出すか 笑い出すか 紙一重 そんな瞬間 海が止まった」
この曲のこの始まり方が昔から物凄く好きです。
  
3曲目「にらめっこ」は故郷から街に出てきて、そして慣れてきてそんな時の寂しさを感じられる曲です。
物悲しいけど温かいアレンジが余計に寂しさを感じさせる。

4曲目「光る夢」は文句なしの名曲だと思う。
この曲の事をハコさんは後に
「この頃の心情をそのまま歌っていますね。辛い事、言えない事に悩んでいた自分が甦ってきます。
 夢があったからやってこられた…」
そんな風に書いています。
コンサートでは一度しか聴いた事なかったけど、あの一度のインパクトが大きい。
重く哀しさが溢れている曲だけど希望を強く探し出せる曲です。





このアルバムはまだリマスター盤も出ていないし、CDも手に入りにくくなっているようです。
帯はステッカー状のものでした。ステッカー帯が多かった時代です。







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最終更新日  2020年08月10日 22時43分20秒


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