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おじなみの日記

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2023年08月23日
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若手演歌歌手「青山新さん」の4枚目のシングル。

少し前、BSフジの歌番組に山本リンダさんが出演すると知って観ていました。
山本リンダさんは53枚目のシングル「明日への翼」を歌いました。
この曲のライブヴァージョンが聴けるのが目当て番組を観ていました。
その番組には歌の巧さに惹かれてずっと聴いてる「二見颯一さん」も出演していて「一里塚」を歌唱。
その番組を流して観てたら「青山新さん」が登場。
タイトルは「女のはじまり」
凄い1960年代のようなタイトルに惹かれ飛ばさずに聴いてみたら、
まるで1968〜1970年頃の森進一さんの歌のようで気に入ってすぐにCDを買った。
森進一さんの少しマニアでもあるので、森さんっぽい歌唱や楽曲があると聞き入ってしまう。


Amazonで買ったこのシングルCDはDVDと2枚組でCDには1曲しか入ってなかった。
あまり何も見ずに適当にポチッとしたので仕方ない。







1曲目「女のはじまり」
作詞 田久保真見さん  作曲 水森英夫さん  編曲 竹内弘一さん


作詞の田久保真見さんは堀内孝雄さんの名曲「空蝉の家」を書いた作詞家。
「空蝉の家」は日本作詞大賞も受賞した名曲です。
他にはべーやんと組んだ「みんな少年だった」も名曲です。
 
作曲の水森英夫さんは二見颯一さんの師匠でもある作曲家。
青山新さんは二見さんと同じ門下生って感じなのかも知れません。
二見さんは正統派で民謡からの強烈な歌唱力が魅力の歌手ですが、
青山さんも1960年〜70年代の古き良き演歌を思い出させる歌唱です。

そのBSフジの番組で聴いてて、森進一さんを感じられたのでCDが欲しくなった。

森進一さんの「望郷」を思い出させるような女性スキャットから始まるイントロも
昭和演歌のようで惹きつけられた。
そして歌い始めはまるで「命かれても」を彷彿させるメロディーとアレンジ。
「命かれても」は1960年代の森進一さんの楽曲の中ではダントツに一番好きな曲。
60年代の森さんの曲なら次は「ひとり酒場で」が好きな曲です。
「ひとり酒場で」のB面「神戸の夜」も凄い名曲です!

(1968年頃の森進一さん)




70年代になると森さんは演歌にこだわらずに流行歌を歌っていきたいと話していて
ブルース、歌謡曲、ロック、フォークと一気に幅広い楽曲を歌うようになった。
「旅路のはてに」と「望郷」「夏子ひとり」は特別好きな曲。
そして!1973年10月に森進一さんの最強の超名曲「冬の旅」をリリース!
やっぱりこの曲を超える森さんの曲はないかも。カッコ良すぎる曲です。
「さらば友よ」「別れの接吻」「あゝ人恋し」「故郷」「さざんか」「雨の桟橋」と
好きな曲だらけのこの頃の森さんの楽曲。
「襟裳岬」「おふくろさん」は有名だけど自分はあまり好きではない曲です。
「おふくろさん」なら「母恋い人生」の方がダントツに好きです。
「母恋い人生」は「命かれても」のB面曲です。「おふくろさん」の4年も前の曲。
コンサートで一度でいいから「おふくろさん」の代わりに「母恋い人生」を歌ってほしい。
毎回、「おふくろさん」を歌うし。

1977年「東京物語」をリリースしてから、また森さんは歌謡ロック路線も多くリリースするようになる。
次の「甘ったれ」はアダモが作曲した歌謡ロックで、この曲も最高です!
続いての「林檎抄」はフォークロックなカッコいい曲。
そして正統派演歌「雪よおまえは」を次にリリースする事で森さんの世界が完成したように思える。
ド演歌系でも「北の蛍」「命あたえて」「それは恋」「冬桜」と名曲を確実にリリースしています。

コンサートでのアンコールでも盛り上がる「恋月夜」もその頃にリリースしたロックナンバー。
「東京物語」〜「恋月夜」とアンコールで続けたセットリストの時は最高だった!!
この頃の森さんの楽曲はシングル曲だけじゃなくアルバム曲でも名曲が多く生まれています。
「東京ハートブレイク・ホテル」「古傷」「今思えば」「ルーム・キー」は特別カッコいい曲。
ライブ盤「'87 森進一ライブ 中野サンプラザ」ではそんなアルバム収録のロックナンバーの
ライブヴァージョンが聴けます!!
でもこれはカセットテープのみの発売だったので手に入りにくいかも。

1990年代に入っても「移り香」「風のエレジー」「悲しい歌が流行ります」など名曲が止まらない。
そして究極の名曲「悲しみの器」をリリース!

その後、リリースしたブルース・スプリングスティーンのような「ライラ ライ」も凄く好きな曲。
 
2000年代になるとジャジーな名曲「ウイスキー色の街で」からスタート。
きっちりと名曲「哀の河」のようなド演歌も残しています。
スタンダードナンバーのような「はな」も森進一さんの歌手生活の中で重要な名曲。
「人生ひたすら」「波止場」のような演歌の名曲、そしてロックナンバー「ゆらぎ」も2000年代の名曲。

2010年代はやはり最高作品は「あるがままに生きる」です。
これは文句なしの完璧な名曲です。
他にも2013年発売の「情念」とそのカップリング曲「月のエレジー」も忘れてはいけない名曲です。
「月のエレジー」は何年か前のコンサートでセットリストにも入りました!


森進一さんの事ばかり書いてしまいましたが、青山新さんの「女のはじまり」は
久しぶりに森進一さんを感じられる艶のある女歌を聴かせてくれる若い歌手が出て来たのはうれしい限りです。
もっと癖強く歌ってもいいと思うけど、今の時代はこれぐらいが丁度いいのかも知れない。
歌いこなしていくと感情むき出しで森さんのように歌うようになるのかも。
まだ、この1曲しか知らないのですが、他にも60年代の演歌を感じられる曲があれば聞きたい。

DVDのMV







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最終更新日  2023年08月23日 04時55分40秒
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