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机に二つの椅子を据えて暮らす
Live with two chairs on the desk
机に二つの椅子を据えて暮らす
甲斐鐵太郞机に二つの椅子を据えて暮らす 甲斐鐵太郎
八ヶ岳の主峰 赤岳(2,899m)と霧雲の流れ(川上村から撮影)
寒山の森の家具工房はこの館のなかにある
寒山の森の家具工房は川上村川端下にある
田淵義雄さんがつくるウインザーチェアー
寒山家具工房のロッキングタイプウインザーチェアー
机に二つの椅子を据えて暮らす 甲斐鐵太郎
(本文)
10月20日、ストーブを炊き始めて三日目になる。ストーブといってもエアコンのことである。ごく軽く暖房するのにはエアコンが便利だ。
ストーブの三日目に仕事部屋を移動した。二階の南向きの部屋にパソコンを移したのである。移動に明確な理由はないがこの日は日中は冷房がいるほどであった。移った先は冷なしで作業ができることを確かめた。
部屋を移動しての利益は、この部屋では一つの机に二つの椅子を据えることができることである。行儀よくパソコンに対面する椅子とパソコンのキーボード操作に難はあるがくつろいだ姿勢がとれる椅子の二つを使う。インターネットでの調べ物が長時間になるとロッキングチェアが好都合である。音楽を聴くのにもよい。
パソコンは二つを机の引き出しの中に入れる。電源などのコードは引き出しの裏手に溝がつけてあるのでここから逃がす。机の上には大きなモニターで連動させる。役所などではモニターの設置はままならないのであるから不便を感じる人は多いことであろう。小さなモニターでの長時間作業は苦痛なのだがそれを許さないのが役所の決まりである。霞が関に勤務している知り合いのことが思われる。
移動前はライティングデスクであったために盤面が小さい。机の上を広く使いたくても叶わなかった。ノート・パソコンを机の引き出しに入れる。大きなモニターで像をみる。見方はケーブルによる接続と無線を使う方法がある。HDMIケーブルを使う方法を採用している。机は食事の場にもなる。ビールも机の上で飲む。机にはソニーのCD付のハードディスク方式のオーディオがあってブックシェルスピーカーとつながっている。ユーチューブでの音楽はこの装置にて音を出す。机のわきにはベッドを置いてある。昼寝も就寝も仕事と隣り合わせである。コーヒーもここで飲む。
机はカリモクだ。椅子は飛騨の家具であり柏木工と飛騨木工を使う。キツツキマークの飛騨木工の一人用のソファーは穂高シリーズを使う。このソファーの背部の木材は張り合わせてあるための20年も使うと突然にパラリとはがれる。継板がはがれたために一年以上も放ってあったのを自分で修繕した。二液混合のエポキシ樹脂を使った。張り合わせた部分を強いゴムの帯でぐるぐる巻きにして接着した。曲げ加工の飛騨の木工のことをNHK が朝の番組で中継していたがキツツキマークの穂高シリーズのソファーは一枚の継板にしたうえで、ノコギリで曲線に切り落としていたのである。
接着剤の耐用年数を見誤った。というよりも脚部の木材は継木を切断して使ってはならないのである。加工の効率をあげることができたとほくそ笑んだことだろうが、日がたつと仇となって帰ってきた。新しい技術を取り入れるときには良く考えなくてはならない。こうした事情があるためにキツツキマークは継板の剥離事故に対して無償修理をしている。とはいってもソファーの送り返しの費用は客持ちだからその家具を捨ててしまう人は多い。
自らが使う家具を手作りしたのがナチュラリストの田渕義雄さんである。この人の家具には手抜きはない。何時からか家具を手作りして対価をえるようになった。作った家具はガソリン代になり川上村川端下での生計を担う。一年に20脚かの椅子をつくっていた田渕義雄さんである。キツツキマークの椅子(ソファー)をエポキシ樹脂で接着しては田渕義雄さんの家具つくりを思う。
文章と写真は旅行家 甲斐鐵太郎
2021-10-20-live-with-two-chairs-on-the-desk-
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最終更新日
2021年10月21日 00時54分22秒
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