テーマ:映画鑑賞(1113)
カテゴリ:邦画-2007年
★★★
鑑賞No:01518 製作:2007年 監督:行定勲 出演:沢尻エリカ/伊勢谷友介/竹内結子 雫井脩介原作の同名小説を映画化したラブ・ストーリー。 小学校の教師を目指す大学生・香恵は、母親の再婚を機に一人暮らしを始める。 その引越し先で香恵は、前の住人が置き忘れていったノートを見つける。 見てはいけないと思いつつ香恵はそのノートを開き、小学校の新任教師・伊吹先生が教え子と元恋人のことを綴った日記であることを知る・・・。 原作は読んでいなかったけど、途中でストーリーが読める。 置き忘れたノートがこの物語の2人の女性の接点となるが、それだけでは映画として成り立たない。必ず深い接点があるはず・・・と考えると、もう答えはひとつしかない。 それが分かっていれば、過去(竹内)と現在(沢尻)が交錯する展開だが混乱はしない。 ストーリー的には沢尻エリカよりも竹内結子の方が内容があって、こちらがメインのような気がした。最後に“死”をもって感動を呼ぼうとする手法は陳腐・安直な感じでがっかりした。2人はもっと違う形で会って欲しかった。2人の女性の中で揺れる男性の心も中途半端だし、中途半端といえば香恵の親友の恋愛エピソードは途中でほったらかしになったのも頷けない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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