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2008年07月26日
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テーマ:映画鑑賞(1113)
カテゴリ:洋画-2007年
★★★★

鑑賞No:01593
製作:2007年
監督:ステファン・ルツォヴィツキー
出演:カール・マルコヴィクス/アウグスト・ディール

国家による史上最大の贋札事件と言われる、“ベルンハルト作戦”を題材にしたヒューマンドラマ。実際に強制収容所で贋造(がんぞう)に携わった印刷技師アドルフ・ブルガーの著書を基に映画化している。
第二次世界大戦中、ナチス・ドイツはイギリス経済を混乱に陥れるため大量の贋札製造を計画する。そのためにザクセンハウゼン強制収容所に世界的贋作師のサリーほかユダヤ系の技術者が集められる。彼らはユダヤ人であるにもかかわらず破格の待遇を受けながら、贋札作りに従事することになるが・・・。

国家レベルでこれほど大きな贋札事件があったことも驚きだが、事件そのものよりも、強制的に贋札作りに従事させられた技術者の心の葛藤を見事に描き出していた。強要される贋札作りを拒否すると即銃殺される、しかし贋札作りを成功させることは自分たちの同胞をより危険にするという状況の中で、サリーとブルガーは反目しあうことになる。そこで彼らにとって唯一とれる行為が、100%拒否もしない、協力もしないサボタージュだったことも納得できる。
サリーの言うことも一理あり、またブルガーの正義感にも理解できるが、こんな葛藤も大きな権力の前では何ら意味もなく踏みにじられることも理解しなければならない。
それにしても、イングランド銀行にすら贋札を見破られず、さらには本物とのお墨付きかでもらえる贋札を作った技術には驚く。
短尺ながら見ごたえのある作品。





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最終更新日  2008年07月26日 09時56分47秒
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