テーマ:映画鑑賞(1113)
カテゴリ:洋画-2008年
★★★★+
鑑賞No:01706 製作:2008年 監督:クリント・イーストウッド 出演:アンジェリーナ・ジョリー/ジョン・マルコヴィッチ 1928年のロサンゼルス。シングルマザーのクリスティンは息子のウォルターと幸せな毎日を送っていた。だがある日、家で一人で留守番していたウィルターが失踪する。そして行方不明のまま5ヶ月が過ぎたとき、息子が発見されたとの報が入る。クリスティンは喜び勇んで息子と再会を果たすが、彼女の前に現れたのはウィルターではなく、彼に似た見知らぬ少年だった・・・。 子供が失踪してから見つかるまでの5ヶ月間があまりにも早く簡単に描かれていたため、その間の母親の苦悩や憔悴が描ききれないまま、この映画の最初の転機である“よく似た”息子と再会を果たすため、事件の発端があまりにも淡白な感じが否めなかったが、この後の波乱に満ちた展開を思うと公開時間的にここはさらりと流すしかなかったのではないかと後で思った。それほど、ストーリーは非常に分かりやすいながら、こんな展開になっていくのかと驚かされる見ごたえのあるドラマになっていきます。そんな中、母親として子供に会いたい一心で、巨大な権力にも臆せず立ち向かっていく女性をアンジーが熱演しています。アクションだけではなく、こういう演技もできるという、アカデミー主演女優賞ノミネートも納得の演技でした。ネタばれになるので結論は言えませんが、希望を失わない母親の執念というか、一途な思いには脱帽する映画です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[洋画-2008年] カテゴリの最新記事
きゃああああ!
やっぱりもう観に行ったんですね? いいな~!!! ちなみに「ベンジャミン…」と評価が同じですが、どちらかしか観れないとしたら、どっちを選びますか? (どちらも良さそうだけど♪) (2009年03月07日 15時34分24秒)
りらっくままハッシー!^o^さん
これは良かったですよ! 見ごたえのある実録サスペンスというか人間ドラマというか、いずれにせよハラハラドキドキしっぱなしでした。それもやはり私も子を持つ親だからでしょうか? 「ベンジャミン・バトン」も受賞はできませんでしたが、アカデミー賞好みの人間ドラマで見ごたえのあるなかなかの作品でしたが、個人的には、実話という点でより真に迫ってきた「チェンジリング」にちょっと軍配があがるでしょうか・・・。 (2009年03月07日 20時58分21秒)
先日Blu-Rayでの鑑賞後の感想を書きました。TBさせて戴きますね。
(2009年03月07日 21時37分27秒)
こんばんは♪
おっしゃる通り、いろんな要素があって見応えありましたよね(^_^) 重い内容の映画なので、何度も観たいと思える作品ではないのですが、 イーストウッド監督の映画はいつもすばらしい出来だと 感心せずにはいられませんでした♪ (2009年03月07日 22時27分45秒)
tapomushi12さん
「ミリオンダラー~」もそうでしたが、なかなか見ごたえのある映画でした。実話が元だけによけいに真に迫ってくるものがありました。完全にスッキリできる結末ではないので消化不良感は残るものの感動の一作でした。 (2009年03月08日 18時28分48秒) |
|